単行本 捧げる 灰野敬二の世界

捧げる 灰野敬二の世界

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内容紹介

あらゆるボーダーを超え、世界中のアーティストのリスペクトを集める、生きながらの伝説・灰野敬二のすべてを伝えるはじめての書。ロングインタビュー、完全ディスコグラフィーなど。

この本は「灰野敬二の本」か「灰野敬二についての本」なのか、と手に取ったひとは思っているかもしれない。僕はそれに対して、「灰野敬二について」であり、その中で、「灰野敬二が出ている」と答えたい。本でも映画でも、つくりながら、自分の中でどんどん、広がっていって、自分では気づけなかった、自分の他者とのかかわり合い方がうまれて、みんなと仲良くなれて、いろいろな意味をふくめて、楽しかった。僕は楽しくないとやめちゃうから。(中略)

僕は表現の場においては非日常をひっぱりだす。非日常になっちゃうのと、非日常をんでここに引きずり出すのとは違うからね。……たしかに、非日常はあるんだよ。日を浴びているのが日常だったら、夜はそのとき非日常なわけじゃない? 現前してないわけだから。僕はそれを意識して、昼間であっても、聴くひとが夜を感じられる音楽をできる自負がある。両方あるでしょう、ってやっぱりいいたいんだよ。ひとは昼を見ていると、夜があるのに昼が正義だと思ってしまう。そして、夜になると、夜が正義だと思う。ここが昼なら、地球の裏側は必ず夜なわけだよね。僕はそれを、表裏一体として、見せるのが表現の使命だと思っている。(本書より)

目次・収録作品

◆はじめに ----灰野敬二

◆対談
音楽を求めて、「音楽」から離れて
----ジム・オルーク×灰野敬二

せめぎあう両極 言葉と即興
----佐々木敦×灰野敬二

生まれ、変わる細胞 生命・身体・場と意識
----後飯塚僚×灰野敬二

◆愛・魔術・勇気 世界から見たKeiji Haino
ヒグチケイコ

◆ディスコグラフィ
福島恵一

◆活動記録

◆あとがきにかえて 灰野敬二インタヴュー

著者紹介

灰野 敬二 (ハイノ ケイジ)

1952年生まれ。ミュージシャン。バンド「不失者」など。アルバム多数。世界的に絶大な評価をうける。2012年「ドキュメント灰野敬二」公開。

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