単行本 フィンセント・ファン・ゴッホ 失われたアルルのスケッチブック

フィンセント・ファン・ゴッホ

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世紀の大発見!
126年の時を超えて今明かされるアルル時代の未公開スケッチ65枚!

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関連情報

内容紹介

世紀の発見! ゴッホの未発表スケッチ65枚が126年ぶりに姿を現した。会計帳簿に描かれた最盛期の貴重な『跳ね橋』『麦わら帽子の自画像』『糸杉』など珠玉の作品を初公開する豪華本。

●本書の特徴
1. 発見された65枚のスケッチを原寸に近い大きさで精密に再現収録。
2. まさにゴッホの絶頂期であるアルル・プロヴァンス時代の珠玉の資料。
3. ゴッホの行動を知る手がかり────同時に発見された手帳の全ページを収録。
4. 65枚のスケッチについて名作との関係などを詳細に分析・解説。
5. 世界的なゴッホ研究家による精緻な検証。



【真贋論争と本書の日本語版刊行について】 
本原書の刊行直後、発見された65枚のスケッチに対してゴッホ美術館(アムステルダム)は贋作だとするコメントを発表しました。それに対し、本書の著者は名門スイユ社(原書出版社)とともに、隙のない詳細な反論をしています。世界が注目するこの真贋論争は現在も続いていますが、小社は検討の結果、主に以下の3点の理由により、日本語版の刊行に踏み切ることといたしました。

1)発見されたスケッチ65枚はその真贋を巡って世界的な専門家が意見を表明するほど高いレベルにあること。

2)この真贋論争がすでに世界的な話題となっている以上、日本の読者にもご自身の目でその作品を確かめる機会を供したいと考えたこと。

3)未公開スケッチの真贋にかかわらず、本書が書物として非常に魅力的であること。

ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
河出書房新社

目次・収録作品

【目次】
ロナルド・ピックヴァンスによる序文
まえがき
第1章 フィンセント・ファン・ゴッホのプロヴァンス・スケッチブック ────ジヌー・アルバム
第2章 「カフェ・ド・ラ・ガール・スーレ・アルル」の手帳 ────1890年5月8日-1890年7月18日
第3章 ジヌー・アルバム ────素描は見る者に何を語るか?
失われたアルルの「会計帳簿」スケッチブック
作品解説  年譜  作品リスト  編集者の言葉  図版出典  参考文献

著者紹介

ボコミラ・ウェルシュ=オフチャロフ (ウェルシュ=オフチャロフ,B)

トロント大学エリンデール・カレッジ美術学部名誉教授。国際的に評価の高い美術史家で、ゴッホと周辺の画家をテーマに大規模な展覧会2回のキュレーターを務めた。オルセー美術館開館記念『パリのゴッホ』展も協力。

ロナルド・ピックヴァンス (ピックヴァンス,R)

ゴッホ研究家として名高く、印象派と後期印象派の著作が多数ある。代表作は『アルルのファン・ゴッホ』『サン=レミとオーヴェールのファン・ゴッホ』など。メトロポリタン美術館やシカゴ美術館のゴッホ展に協力。

野中 邦子 (ノナカ クニコ)

東京生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。英米ノンフィクションの翻訳者。『決定版 脳の右側で描け』、『図書館:愛書家の楽園』、『奇想の美術館』、『読書礼讃』、『美しい知の遺産 世界の図書館』など多数。

高橋 早苗 (タカハシ サナエ)

翻訳家。芸術関連の訳者に、『ピカソ 偽りの伝説』『ヨーロッパの略奪 ナチス・ドイツ占領下における美術品の運命』『世界の図書館』『色彩・配色・混色』『内なる創造性を引き出せ』など。

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