河出文庫 な19-3 人民をわすれたカナリアたち 続・無知の涙

人民をわすれたカナリアたち

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内容紹介

歴史的ベストセラー『無知の涙』の続篇。思想書や文学書を読みながら自己の出自をきびしく問うていく青年・永山の、みずみずしい思考と感性の軌跡。永らく埋もれていた七○年代の幻の著、待望の復刊!

著者紹介

永山 則夫 (ナガヤマ ノリオ)

1949年生まれ。連続射殺事件をおこし69年逮捕。獄中手記「無知の涙」や新日本文学賞受賞作「木橋」等によって注目されつづけた存在。今年8月死刑執行される。著書『捨て子ごっこ』『異水』他多数。

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読者の声

さとうまさお さん/72歳 男性
『人民を忘れたカナリアたち』は大変優れた文献だと思います。
曖昧な、プロレタリートを『貴族的プロレタリート』と『下層プロレタリート』に分化させたことです。
日本資本主義の東南アジア等への進出は何を産み出したのか?
現地の財産を唯同然で奪い取り、それを日本本国の労働者など(上層市民)に分配されたこと、永山氏はこれを帝国主義の恩恵を享受されている層(貴族的プロレタリート)と表現した。
一方で、60 年代日本資本主義は日本国内の困窮する農村では中学を卒業しばかりの子らを大都市に集め、使い捨て労働力として扱ったことです。永山氏もその一人でした。彼は、この層を下層プロレタリートと表現しました。

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