河出文庫 こ3-2 感傷的な午後の珈琲
- 河出文庫 文庫 / 240ページ
- ISBN:978-4-309-41715-8 / Cコード:0195
- 発売日:2019.11.06
- 定価:792円(本体720円)
- ○在庫あり
内容紹介
恋のときめき、出逢いと別れ、書くことの神秘。流れゆく時間に身をゆだね、愛おしい人を思い、生きていく――。過ぎ去った記憶の情景が永遠の時を刻む。芳醇な香り漂う極上のエッセイ! 文庫書下し収録。
著者紹介
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読者の声
- サク さん/65歳 女性
- 私も毎日ごはんを作る時、「あ~、めんどうくさい、いやだ。なんで私ばっかり」といつも思います。
私は毎日買い物には行きません。休日にまとめ買いをして、冷蔵庫をフルに使い、冷凍庫には、きのこや旬の野菜、肉類、魚など小分けにして、下ごしらえをして入れてあります。今日は何を作ろうかと考え、冷凍庫から冷蔵庫に移し替えて解凍し、それを使って毎日、きのこスープや炒め物、ポトフやビーフシチューなどの簡単な煮込みを、調味料を計ったりしないで適当に「めんどくさい」と思いながら作っています。
そして、夕食に料理に合ったお酒をちょっと飲むとあなたと同じ私も、「ああ、おいしい、やっぱり自分で作ったものが一番。私って天才かも」と思うのです。そして、夫や娘に「そう思わない?」と言い、無理にも同意を得、満足してまた、翌日も「あ~、めんどくさい。いやだ。なんで私ばっかり」と思いながら、台所に立っています。
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