河出文庫 い43-1 アトリエ インカーブ物語 アートと福祉で社会を動かす

アトリエ インカーブ物語

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内容紹介

知的障がいのあるアーティストが集う場所「アトリエ インカーブ」。世界的評価の高いアーティストを輩出した工房は何の為に、いかにして誕生したのか? 奇跡の出会と運命、そして必然が交錯した20年。

日比野克彦氏推薦!――「先入観があるという先入観を捨てる。」
オリ・パラ公式アートポスター作家をも生んだ「工房」=「アトリエ インカーブ」。
その奇跡の出会いと運命、必然が交錯した二十年の物語がいま、幕を開ける!

 * * * * *

「たくさんの人に出会い、学びの機会をえた。そして、捨てられ、捨ててきた。残ったのは、デザインと社会福祉と仏教だった」(本文より)
知的に障がいのあるアーティストが集う場所「アトリエ インカーブ」。世界的評価の高いアーティストを輩出した工房は何の為に、いかにして誕生したのか? 二十年の軌跡と革命の物語。

目次・収録作品

[ 目次 ]
文庫版のための「はじめに」
単行本版「はじめに」
第一章「一〇〇万人に一人」の、私は何者か
    原風景/流れ転じる
第二章「デザイン」とは何か
    喜ぶ姿を見せてはいけない/「オリジナリティ」は必要か
第三章「アカデミズム」の呪縛が解ける
    二律背反がとけあう/大建築家と郵便配達員とアール・ブリュット/アートとデザインは乖離すべし
第四章 なぜ、アトリエ インカーブは生まれたか
    描くことが無性に好きな人たち/環境を整えるのみ
第五章 バイアスを解く
    精神科医・式場隆三郎/誤解された対話/どこの馬の骨/ニューヨークへ
第六章 現代美術の超新星たち
    日本へ帰ろう/美術館でアトリエ インカーブ展を行う/復讐を受け止める
第七章 アトリエ インカーブの展開 
    流れて価値がでる/パーマネント・コレクション/金平糖の先っぽ
第八章「インカーブのようなところ」をつくる
    情に報いる/これからの教育/「公」が守り「民」が育てる
第九章 社会性のある企て
    観点変更とデザイン/普通なしあわせ
単行本版「あとがき」
文庫版のための「補論」
文庫版のための「あとがき」
解説 静かでおだやかなこの物語を紡いでゆく 神谷梢

著者紹介

今中 博之 (イマナカ ヒロシ)

1963年生まれ。ソーシャルデザイナー。「アトリエ インカーブ」クリエイティブディレクター。著書に『かっこいい福祉』(村木厚子との共著)、『壁はいらない(心のバリアフリー)、って言われても。』など。

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