河出文庫 ん5-1 こぽこぽ、珈琲 おいしい文藝

こぽこぽ、珈琲

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内容紹介

人気シリーズ「おいしい文藝」文庫化開始! 珠玉の珈琲エッセイ31篇を収録。珈琲を傍らに読む贅沢な時間。豊かな香りと珈琲を淹れる音まで感じられるひとときをお愉しみください。

目次・収録作品

目次
コーヒー革命(湊かなえ)
ウィンナーコーヒー(星野博美)
コーヒー談義(野呂邦暢)
古ヒー(阿川佐和子)
コーヒーとフィルトル(小島政二郎)
一杯だけのコーヒーから(片岡義男)
コーヒー哲学序説(寺田寅彦)
コーヒーと私(清水幾太郎)
コーヒーと袴(永江朗)
一杯のコーヒーから(向田邦子)
コーヒー(佐野洋子)
ピッツ・バーグの美人――本場「アメリカン・コーヒー」の分量(草森紳一)
そしてまたエスプレッソのこと(よしもとばなな)
珈琲(塚本邦雄)
ラム入りコーヒーとおでん(村上春樹)
トルコ・コーヒー(團伊玖磨)
コーヒー(外山滋比古)
三時間の味(黒井千次)
カッフェー・オーレー・オーリ(滝沢敬一)
ウィンナ・コーヒーが飲みたくなったなあ(植草甚一)
可否茶館(内田百閒)
カフェー(吉田健一)
ランブル関口一郎、エイジングの果てのヴィンテージ(村松友視)
国立 ロージナ茶房の日替りコーヒー(山口瞳)
極寒のコーヒー、灼熱のコーヒー(畑正憲)
ある喫茶店(常盤新平)
京の珈琲(柏井壽)
散歩のときちょっと珈琲を飲みたくなって(泉麻人)
喫茶店学――キサテノロジー(井上ひさし)
蝙蝠傘の使い方(種村季弘)
珈琲の白い花(森本哲郎)

著者紹介

湊 かなえ (ミナト カナエ)

1973年、広島県生まれ。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞(『告白』に収録)。著作に「望郷、海の星」(日本推理作家協会賞短編部門)、『ユートピア』(山本賞)、『贖罪』(エドガー賞候補)等。

星野 博美 (ホシノ ヒロミ)

1966年、東京生まれ。写真家、ノンフィクション作家。『転がる香港に苔は生えない』で大宅壮一ノンフィクション賞、『コンニャク屋漂流記』で読売文学賞随筆・紀行賞を受賞。

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読者の声

azumino さん/男性
31編中、特に印象深いのは、星野博美「ウィンナ―コーヒー」、永江朗「コーヒーと袴」、植草甚一「ウィンナ・コーヒーが飲みたくなったなあ」、山口瞳「国立 ロージナ茶房の日替りコーヒー」、常盤新平「ある喫茶店」の5編でした。

「ウィンナーコーヒー」は、珈琲店「シャルマン」での星野さんの少年期とお店の閉店時のエピソードを綴ったユーモラスで心温まる一編。山口瞳「ロージナ茶房」と常盤新平「ある喫茶店」は喫茶店主との交流を描き、永江さんの落ちの見事さ、植草さん独特の切り口や文章も良かった。

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