河出文庫 ト4-1 類推の山

類推の山

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内容紹介

これまで知られたどの山よりもはるかに高く、光の過剰ゆえに不可視のまま世界の中心にそびえている時空の原点――類推の山。真の精神の旅を、新しい希望とともに描き出したシュルレアリスム小説の傑作。

著者紹介

ルネ・ドーマル (ドーマル,)

巖谷 國士 (イワヤ クニオ)

1942年東京生まれ。東大大学院修了。仏文学者、批評家、エッセイスト。明治学院大学名誉教授。著者に『シュルレアリスムと芸術』他、『澁澤龍彦の時空』など、訳書にブルトン、ドーマル、エルンストなど多数

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読者の声

fu さん/53歳 女性
純粋な感覚に満ちた高揚感を共有する至福。冒険心が蘇る。
とことんの類推・論証・批評・運動(行動)を積み重ねて高みへと、共に信じて邁進する個性豊かな冒険者達は、理想的な仲間のあり方を見せつける。無邪気なまでの真剣さが愛しい。神話世界と現在の混沌にふしぎな感慨をおぼえる挿話が山へと引き寄せる。
強度の現実を凝視した時に欲する真の生活。向かう過程に意味があり、多様な方法で可能なことの証左でもある。独特のシュルレアリスム小説。未完の旅をつなげたい。
魅力的に肉づいたしっかとした知識で領域を時空を自由に渡り歩ける訳者ならでは!理路整然と語るもメルヘン仕立てもお手のもの。さらさら読み心地いい。時を経ても古びない本書は未来のファンも増やすだろう。大震災が物語る想定できない自然。共にあって現在を未来をきらめいてたくましく生き抜くための貴重な書でもあろう。早めの重版を切に要望する。

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