全集・シリーズ たんぽぽ娘

たんぽぽ娘

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内容紹介

たんぽぽ色の髪が風に舞う、未来から来た女に会った。「おとといは兎を見たわ、きのうは鹿、今日はあなた」……甘く美しい永遠の名作を、伊藤典夫の名訳で収録する待望のヤング傑作選。

著者ロバート・F・ヤングは、生涯で200編近い短編を遺した。
その魅力を日本で初めて紹介した名訳者・伊藤典夫による編集でおくる。


「たんぽぽ娘」改訳決定版のほか、甘い男女の出会いを描いた変奏曲「河を下る旅」「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」「ジャンヌの弓」、宇宙クジラと交流する孤独な男「スターファインダー」、過去が保存された部屋の扉をあける「失われし時のかたみ」、遺作となった名品「荒寥の地より」など、本邦初訳の7編を含む全13編を収録。

【「たんぽぽ娘」とは】
〈サタデー・イヴニング・ポスト〉誌1961年4月1日号掲載。日本では伊藤典夫がSF同人誌〈宇宙塵〉にて初紹介。「オールタイム・ベストSF」(SFマガジン2006年4月号)海外短篇部門第8位ほか、日本で行われる各種のオールタイムベストSFの定番の1作。近年では『CLANNAD』『ビブリア古書堂の事件手帖』等にも登場し話題となった。

目次・収録作品

【収録作品】
「特別急行がおくれた日」(伊藤典夫訳)
「河を下る旅」(伊藤典夫訳)
「エミリーと不滅の詩人たち」(山田順子訳)
「神風」(伊藤典夫訳)
「たんぽぽ娘」(伊藤典夫訳)
「荒寥の地より」(伊藤典夫訳)
「主従問題」(伊藤典夫訳)
「第一次火星ミッション」(伊藤典夫訳)
「失われし時のかたみ」(深町眞理子)
「最後の地球人、愛を求めて彷徨す」(伊藤典夫訳)
「11世紀エネルギー補給ステーションのロマンス」(伊藤典夫訳)
「スターファインダー」(伊藤典夫訳)
「ジャンヌの弓」(山田順子訳)
  印は、本邦初訳の作品

著者紹介

ロバート・F・ヤング (ヤング,ロバート・F)

1915年、ニューヨーク州生まれ。53年、デビュー。F&SF誌やサタデー・イブニング・ポスト誌などに200編近くの短編を発表。1986年没。短編集に『ジョナサンと宇宙クジラ』『ピーナツバター作戦』。

伊藤 典夫 (イトウ ノリオ)

1942年、静岡生まれ。訳書に、クラーク『2001年宇宙の旅』、ヴォネガット『スローターハウス5』、ブラッドベリ『黒いカーニバル』、オールディス『地球の長い午後』、ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』他。

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読者の声

軍用犬 さん/49歳 男性
たんぽぽ娘を竹宮恵子の漫画で知って探し続けて30年、古本屋廻りをいくら繰り返しても見つからないのに、年間SFベストには必ず上位に入る不思議な作品。読んだ人に話を聞くと、優越感に浸りながら「ああ、いい話だよ。(こいつ、まだ読んでないんだ。)」ここまで来ると半分意地になっていたのですが、漸く鬱憤を晴らせました。ありがとうございます。本棚の片隅にこっそり置いておき、時々読み直しては、ニコニコしながら戻す。そんな本です。
マイミー さん/39歳 女性
知る人は知る、某ベストセラー小説で紹介され有名になった作品。長らく絶版でその古書は大変な価値に。出版、ありがとうございます!美しい訳に期待します。
たぬぱぱ さん/58歳 男性
待ってました! 本作の発刊をいまかいまかと待ち望んでいた読者は多いはず。発売日が楽しみです。

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