全集・シリーズ 1990年代論

1990年代論

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内容紹介

90年代とは何だったのか。政治、社会からアニメ、音楽まで、20ジャンルの論考/エッセイを70年代以降生まれの気鋭の論者たちが寄稿。総論的共同討議、インタビュー、ブックガイド、年表も。































****************************************************
本書中、以下の誤記がございました。お詫びのうえ、訂正いたします。

p24 上段 10-11行目
誤)ゼロ年代に入ってEXILEによって実写化されもした。
正)ゼロ年代に入って実写化されもした。

p197 15行目:
誤)長編監督デビュー作の『Love Letter』(九五年)以来、じつに二〇年ぶり
正)『リリイ・シュシュのすべて』(〇一年)以来、じつに一五年ぶり

目次・収録作品

死なない九〇年代の歴史化へ――序文にかえて(大澤 聡)

[共同討議]東 浩紀 × 速水健朗 × 大澤 聡  一九九〇年代日本の諸問題

part.A 社会問題編
A-01[社会] 仁平典宏 終わらざる「社会」の選択――「一九九〇年代」の散乱と回帰
A-02[政治] 吉田 徹 「敵対の政治」と「忖度の政治」の源流――獲得された手段、失われた目的
A-03[労働] 阿部真大 安定からやりがいへ――「やりがい搾取」のタネは九〇年代にまかれた
A-04[家族] 水無田気流 「平凡」と「普通」が乖離した時代
A-05[運動] 雨宮処凛 リスカでバンギャで右翼な青春
A-06[心理] 松本卓也 「ゼロ年代」の序章としての九〇年代の「心理」
A-07[宗教] 大田俊寛 ニューエイジ思想の幻惑と幻滅――私の精神遍歴
A-08[科学] 水出幸輝 震える、あの頃の夢
A-09[情報] 飯田 豊 インターネット前夜――情報化の〈触媒〉としての都市
A-10[思想] 大澤 聡 のっぺりした肯定性――「喪の時代」前夜の理論たち

[インタビューA]田原総一朗 『朝生』の時代 (聞き手 大澤 聡)

part.B 文化状況編
B-01[アニメ] 石岡良治 一九九〇年代アニメ、複数形の記述で
B-02[映像] 渡邉大輔 「ポスト日本映画」の起源としての九〇年代
B-03[ゲーム] さやわか 排除のゲーム史
B-04[テレビ] 近藤正高 フロンティアとしての深夜帯
B-05[マンガ/女性編] 五所純子 「すべての仕事は売春である」に匹敵する一行を思いつかなかった
B-06[マンガ/男性編] 杉田俊介 それから、私たちは「導なき道」を歩いてきたのか
B-07[アート] 黒瀬陽平 九〇年代アートにとって「情報化」とはなんだったのか
B-08[ファッション] 蘆田裕史 情報化するファッションデザイン
B-09[音楽] 吉田雅史 翻訳から仮装へ――「系」をめぐる九〇年代音楽論
B-10[小説] 江南亜美子 九〇年代に花開いた作家たち

[インタビューB]宮台真司 共通前提が崩壊した時代に (聞き手 大澤 聡)

〝90年代特集〟ガイド30――メタ1990年代論(大澤 聡)
年表[1989-2000年]

著者紹介

大澤 聡 (オオサワ サトシ)

1978年生まれ。批評家。近畿大学文芸学部准教授。専門はメディア論/思想史。博士(学術)。著書に『批評メディア論』、編著に『三木清教養論集』『三木清大学論集』『三木清文芸批評集』の三部作などがある。

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