河出新書 -003 歴史という教養
- 新書 新書 / 232ページ
- ISBN:978-4-309-63103-5 / Cコード:0220
- 発売日:2019.01.28
- 定価:880円(本体800円)
- ○在庫あり
賞歴
- 産経
- 全国学校図書館協議会選定図書
内容紹介
この国には「歴史」が足りない。歴史に学べと簡単に言うが、先行きの見えない時代の中で、それはいったいどういうことなのか――。当代屈指の思想史家が、歴史センスのみがき方を緊急講義。
「歴史」が足りないと、
言葉は安っぽくなり、行動は独りよがりになり、
前例を知らないので何でも新しいと錯覚し、
思考が厚みを持たないので場当たり的になり、
刹那の変化に溺れて、忍耐も我慢も欠いて、とんでもなく間違える……
歴史に学べと言うが、先行きの見えない時代の中で、
それはいったいどういうことなのか――?
この国を滅ぼさないためのほんとうの教養とは――?
博覧強記の思想史家が説く、これからの「温故知新」のすすめ。
【歴史を学び生かすヒントが満載!】
「歴史」が足りない人は野蛮である
歴史とは、子泣き爺である
人には守りたいものがある
昔に戻ればいい、はずがない
「懐かしさ」はびっくりするほど役立たない
今だけで済むわけではない
歴史は繰り返す、と思ったらアウト
歴史の道は似たものさがし
歴史小説は愛しても信じてはいけない
「偉人」を主語にしてはいけない
ものさし変えれば意味変わる
歴史を語る汝が何者であるかを知れ
歴史は「炭坑のカナリア」である……
著者紹介
こちらもおすすめ
この本の感想をおよせ下さい
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。