河出新書 -005 「学校」をつくり直す

「学校」をつくり直す

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内容紹介

「みんなで同じことを、同じペースで、同じようなやり方で」……何かおかしいと思われながら、長らくそのままの教育システムをひっくり返し、学校への絶望を希望へと変える方法を提言する。

小1プロブレム、学級崩壊、いじめ、学力テスト重視……
「なんだかおかしい」。
けれども、学校のシステムはどうせ変わらない、とあきらめていないだろうか。

「みんな同じ時間割」「みんな同じ教材」「みんな同じテスト」は、「当たり前」ではない。
学校が変わるために、私たちに何ができるだろうか。

数多の“現場”に携わる、教育学者による渾身の提言!
学びをもっと遊び(探究)に。/「みんな一緒」をやめる。……

教師は、“共同探究者”。
そして、子どもたちに、“学校づくりのオーナーシップ”を。


目次・収録作品

【目次】
はじめに

学校システムの限界/新しい学校づくり/教育の“現場”とは?/教育学を役立てる
第1章 何が問題の本質なのか?
 「落ちこぼれ」問題/「吹きこぼれ」問題/小一プロブレムは、むしろ学校のプロブレム/アクティブ・ラーニングの落とし穴……
第2章 先生もつらい
 教師の多忙/授業のスタンダード化/「ユニバーサルデザインに基づく授業」の落とし穴/“しんどい学校”だからこそ/「エビデンスに基づく教育政策」の問題……
第3章 学校をこう変える①――「探究」をカリキュラムの中核に
 システムの転換に向けて/学校は、変えられる/「とりあえず、あれもこれも勉強しておきなさい」?/「探究」は格差を広げる?/もっとたくさん“失敗”を……
第4章 学校をこう変える②――「ゆるやかな協同性」に支えられた個の学び
 興味・関心や学ぶペースは人それぞれ/テストも個別化/「○○メソッド」の落とし穴/「方法のパッチワーク化」からの脱却/時間のムダをなくす/制度改革に向けて……
第5章 わたしたちに何ができるか?
 まずは知ること/対話を続ける/小さく始める/人は恐怖よりエロスで動く?……

 あとがき
 引用・参考文献

著者紹介

苫野 一徳 (トマノ イットク)

1980年生まれ。専門は哲学、教育学。熊本大学教育学部准教授。著書に『教育の力』(講談社現代新書)『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)『勉強するのは何のため?』(日本評論社)他多数。

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