河出新書 -57 徳川家康という人

徳川家康という人

  • 徳川家康という人

オンライン書店で購入

  • amazon
  • Rakutenブックス
  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • 7netshopping
  • HonyaClub
  • e-hon
  • HMV&BOOKS
  • 大垣書店

店頭在庫

  • 紀伊国屋書店
  • 有隣堂
  • 三省堂書店
  • 旭屋書店
  • TSUTAYA
  • 未来屋書店アシーネ

賞歴

  • 全国学校図書館協議会選定図書

内容紹介

徳川家康とはどんな人物か? その生きざま、家臣団、軍事、政治・経済、外交、文化への関心……重要ポイントを徹底解説。頼朝、信長、秀吉とはまったく異なるリーダー像が浮かび上がる。

目次・収録作品

【目次】

第一章 家康の生きざま――よく耐えたよ、家康
最後に勝ち残ったのは平凡な男/対武田の捨て駒にされる/信長に嫡男の自害を命じられる/築山殿とはラブラブだったのか否か/秀吉にまで頭を下げることになる/待った男が天下をつかむ……

第二章 家康の家臣団――精強にして忠実な三河武士?
三河武士の伝説はプロパガンダ?/桶狭間後に独立したというけれど/三河一向一揆でも家臣たちは裏切った/徳川四天王は、結局は家康が見出した/意外と実力主義の人事だが報酬は堅実……

第三章 家康の軍事――キラリと光るものは、ない
名将の条件/逃げることを想定している/武田三万VS徳川八千/信玄の寿命が尽きる/「境目の城」の存在意義/家康の見せた武田家リスペクト/家康唯一の輝き「小牧・長久手の戦い」……

第四章 家康の政治・経済――なぜ、江戸?
実は文書行政をやっていない/関ヶ原前夜の外交劇/徳川の上級武将は政治になどタッチしない/家康が考えていた税の統一/関東を本拠とする/伏見幕府誕生の可能性/家康の東日本開発構想……

第五章 家康の外交――秀吉の尻ぬぐい?
なぜ秀吉は家康を生かしておいたのか?/「律義者」が仮面を脱ぎ捨てるとき/前田を救った土下座外交/天下人はふたりいた?/安心安全な「大坂城攻略法」/ポスト朝鮮出兵/鎖国はなかった?……

第六章 人間・家康
家康の女性関係/大虐殺はしない家康/人間家康の意外な甘さ/勉強する天下人――近代人としての家康/劉邦に学ぶ家康/家康の哲学を解く鍵/江戸=穢土からはじめる日本……

著者紹介

本郷 和人 (ホンゴウ カズト)

1960年東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。博士(文学)。専攻は日本中世政治史、古文書学。『上皇の日本史』『壬申の乱と関ヶ原の戦い』『日本史のツボ』『新・中世王権論』など。

こちらもおすすめ

この本の感想をおよせ下さい

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

この本の感想を書く

こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。 お問い合わせは、こちらへ

close閉じる