河出新書 -094 ピアニストは「ファンサ」の原点か スターとファンの誕生史

- 新書 新書 / 216ページ
- ISBN:978-4-309-63196-7 / Cコード:0236
- 発売日:2025.11.27
- 定価:1,100円(本体1,000円)
- ○在庫あり
内容紹介
現代の「推し」の原点は「19世紀」にあった!? ピアニストがスターになるまでと、そのファンの形成の成り立ちを追い、「神ファンサ」の原点に迫る。
「ファンサ」の原点は「19世紀」にあった!?
1842年、ベルリン。とあるピアニストのリサイタルの様子を描いた1枚の風刺画がある。彼の名はフランツ・リスト。彼は類稀なる自己プロデュース力と「ファンサ(ファンサービス)」により人びとを熱狂させ、一世を風靡した。過熱するファンの求愛にスターはどう応えたか。ファンとは一体何者か。19世紀のクラシック音楽界を中心に、スポーツ、文芸、バレエなどからファン⽂化をめぐる諸相を読み解く。『ベートーヴェン捏造』の著者による、異⾊のファン歴史⽂化論。
【目次より】
Ⅰスターとファンと公衆──彼らはいつ現れたのか
Ⅱなぜピアニストはスターになりえたか
Ⅲリスト・ファンとは誰だったのか
Ⅳファンたちの功罪
Ⅴ聴衆とファンの正しさをめぐって
著者紹介
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