全集・シリーズ -1 1 怪異・妖怪とは何か

1 怪異・妖怪とは何か

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内容紹介

怪異・妖怪研究は今世紀に入っても大きな進展を遂げている。2000年以降発表のものを中心に、今後の研究に不可欠な重要論考を精選。妖怪概念や方法論、比較研究に焦点を当てる第1巻。

妖怪の定義、多様化する方法論、グローバルな比較研究……
怪異・妖怪研究、新時代へ。
飛躍的な進展を遂げ、人文学の新領野としての地位を確立――
これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!

目次・収録作品

総論 怪異・妖怪とは何か(廣田龍平・安井眞奈美)

Ⅰ 妖怪概念の深化と転回
怪異・妖怪とはなにか(小松和彦)
モノ化するコト――怪異と妖怪を巡る妄想(京極夏彦)
妖怪の、一つではない複数の存在論――妖怪研究における存在論的前提についての批判的検討(廣田龍平)
畏怖の保存――情感の共有を考えるための一試論(後藤晴子)
柳田國男の妖怪研究――「共同幻覚」を中心に(香川雅信)

Ⅱ 多様化する妖怪へのアプローチ
目の想像力/耳の想像力――語彙研究の可能性(山田厳子)
怪音と妖怪――聴覚と怪異現象(常光徹)
妖怪・怪異に狙われやすい日本人の身体部位(安井眞奈美)
「妖怪」という問いかけ――調査地における応答の諸相をめぐる研究ノート(藤坂彰子)

Ⅲ グローバルな比較妖怪学へ
妖怪を翻訳する(マイケル・ディラン・フォスター)
韓国の「ドッケビ」の視覚イメージの形成過程――植民地時代を中心に、日本の「オニ」との比較を手がかりとして(朴美暻)
自然界と想像界のあわいにある驚異と怪異(山中由里子)
怪物(ヤスミン・ムシャーバシュ/廣田龍平訳)

解題(廣田龍平・安井眞奈美)

著者紹介

小松 和彦 (コマツ カズヒコ)

1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。『妖怪文化入門』『妖怪学新考』『異界と日本人』『聖地と日本人』など著書多数。

廣田 龍平 (ヒロタ リュウヘイ)

大東文化大学助教。専門は文化人類学、民俗学。博士(文学)。『ネット怪談の民俗学』『〈怪奇的で不思議なもの〉の人類学 』『妖怪の誕生』など。

安井 眞奈美 (ヤスイ マナミ)

国際日本文化研究センター研究部教授。専攻は文化人類学、民俗学。博士(文学)。『狙われた身体』『怪異と身体の民俗学』『出産環境の民俗学』など。

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