全集・シリーズ 3 現代を生きる怪異・妖怪

3 現代を生きる怪異・妖怪

  • 3 現代を生きる怪異・妖怪

オンライン書店で購入

  • amazon
  • Rakutenブックス
  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • 7netshopping
  • HonyaClub
  • e-hon
  • HMV&BOOKS
  • 大垣書店
  • TOWER RECORDS

店頭在庫

  • 紀伊国屋書店
  • 有隣堂
  • 三省堂書店
  • TSUTAYA
  • 未来屋書店アシーネ
  • くまざわ書店
  • 丸善ジュンク堂書店

関連情報

内容紹介

怪異・妖怪研究は今世紀に入っても大きな進展を遂げている。2000年以降発表のものを中心に、今後の研究に不可欠な重要論考を精選。ネット時代のメディア環境の変化をも捉える第3巻。

ネットロア、学校の怪談、心霊スポット、実話怪談……
商品化、町おこし、地域学習、コロナ禍……
都市にうごめき、経済に組み込まれ、ネット空間にも出没する――。
これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!

目次・収録作品

総論 現代を生きる怪異・妖怪(飯倉義之)

【Ⅰ 現代の怪異・妖怪論】
学校の怪談におけるトイレの怪異――昭和から平成を中心として(大島万由子)
「名付け」と「知識」の妖怪現象――ケサランパサランあるいはテンサラバサラの一九七〇年代(飯倉義之)
幽霊の変容・都市の変貌――民俗学的近・現代研究に向けての試論(高岡弘幸)
「夜」に対する人間の恐怖と好奇心――日本における心霊スポットとゴーストツーリズムの事例(矢ケ﨑太洋・上原 明)

【Ⅱ ネットロア――怪異・妖怪の主戦場としてのインターネット・SNS】
ネット怪談「くねくね」考――世間話の電承について(伊藤龍平)
ネット社会における実況系ネットロアの伝播と活用――「口裂け女」と「きさらぎ駅」の比較から(古山美佳)
疑似的な声の非人間的転回試論――ある「怖い話」の発生と流行にみる〈電承〉(廣田龍平)

【Ⅲ 妖怪と経済】
妖怪町おこしにおける妖怪文化の創造――広島県三次市を中心に(松村薫子)
妖怪の再創造と現代的活用――教材としての可能性に着目して(市川寛也)
妖怪/フィギュア論(香川雅信)
予言する幻獣――アマビコを中心に(湯本豪一)
しづかアマビエの展開――長野県松本市での実践について(市東真一)

解題(飯倉義之)

著者紹介

小松 和彦 (コマツ カズヒコ)

1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。『妖怪文化入門』『妖怪学新考』『異界と日本人』『聖地と日本人』など著書多数。

飯倉 義之 (イイクラ ヨシユキ)

國學院大學文学部教授。専門は口承文芸学、民俗学、現代民俗。博士(文学)。

こちらもおすすめ

この本の感想をおよせ下さい

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

この本の感想を書く

こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。 お問い合わせは、こちらへ

close閉じる