全集・シリーズ 5 娯楽としての怪異・妖怪

5 娯楽としての怪異・妖怪

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内容紹介

怪異・妖怪研究は今世紀に入っても大きな進展を遂げている。2000年以降発表のものを中心に、今後の研究に不可欠な重要論考を精選。大衆文化・フィクションとしての面を扱う第5巻。

お化け屋敷、おもちゃ、双六、手品、妖怪画、春画、
黄表紙、映画、マンガ、ラノベ、ゲーム……
遊びや笑い、大衆文化やフィクションに
日本人の心性を読む―――。
これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー! 図版多数!


●目次●

総論 娯楽としての怪異・妖怪(香川雅信)

【Ⅰ 娯楽と妖怪】
化物屋敷の誕生(橋爪紳也)
遊びの中の妖怪たち――近世後期における妖怪観の転換(香川雅信)

【Ⅱ 江戸の化物文化】
素人の演出する怪談芸――江戸時代の「妖怪手品」について(横山泰子)
豆腐小僧の系譜――黄表紙を中心に(アダム・カバット)
化物と遊ぶ――「なんけんけれども化物双六」(岩城紀子)
春画・妖怪画・江戸の考証学――〈怪なるもの〉の視覚化をめぐって(鈴木堅弘)
「妖怪」をいかに描くか――鳥山石燕の方法(近藤瑞木)

【Ⅲ 現代大衆文化と妖怪】
通俗的「妖怪」概念の成立に関する一考察(京極夏彦)
「見世物」から「映画」へ――新東宝の怪猫映画(志村三代子)
一九七〇年代の「妖怪革命」――水木しげる『妖怪なんでも入門』(清水潤)
鎌鼬存疑――「カマイタチ現象」真空説の受容と展開(飯倉義之)
ライトノベル異世界転生物における異世界の生成――モンスターの和洋混淆状態を手がかりに(伊藤慎吾)

解題(香川雅信)

著者紹介

小松 和彦 (コマツ カズヒコ)

1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。『妖怪文化入門』『妖怪学新考』『異界と日本人』『聖地と日本人』など著書多数。

香川 雅信 (カガワ マサノブ)

1969年、香川県生まれ。兵庫県立歴史博物館学芸課長兼県立美術館課長。博士(学術)。著書に『江戸の妖怪革命』など。

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