全集・シリーズ 図説 ヨーロッパの紋章

図説 ヨーロッパの紋章

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内容紹介

紋章はヨーロッパの深層を語る。皇帝や貴族、都市、ギルドや屋号など、さまざまな紋章を手掛かりに、その読み解き方と込められた意味や、紋章の奥深い歴史と変遷を平易に解説する。

紋章が秘める謎を解く――斬新な構図、美しい彩色。そのすべてが歴史を物語る。紋章から読み解くヨーロッパ史!

皇帝や貴族、都市、ギルドや屋号など、中世に生まれ、
今も脈々と生き続けるさまざまな紋章を手掛かりに、
その解読法、奥深い歴史と変遷を探る。

目次・収録作品

【目次より】
序章 生きている紋章
1 名所旧跡の紋章
2 商標化した紋章
3 サッカーのエンブレム
4 大学紋章
5 墓像や墓石などの紋章
第一章 ヨーロッパ紋章の成立と発展
1 前紋章(エンブレム)の歴史と楯のかたち
2 なぜヨーロッパで紋章が生まれたのか
3 紋章の継承
4 騎士とキリスト教
5 騎士道精神と貴婦人

第二章 『マネッセ歌謡写本』に見る騎士の紋章
1 『マネッセ歌謡写本』とは何か
2 宮廷歌人と紋章
3 吟遊詩人と楽士
4 騎士はどのような日常生活を送っていたのか
5 騎士の義務と紋章
6 いざ戦いへ

第三章 紋章官の登場とトーナメント
1 紋章官の登場と役割
2 トーナメントの準備
3 ヘルメット・ショー
4 騎乗槍試合の単独戦
5 トーナメントの団体戦
6 貴婦人の応援

第四章 ヨーロッパ紋章学入門
1 紋章の構成とその変遷
2 紋章のカラー
3 楯の図形
4 紋章の分割合成(マーシャリング)と相続
5 個人紋章の差異化(ディファレンシング)
6 分割合成の繰り返しによる王侯貴族紋章の衰退

第五章 ワシ、ライオン、ユリ、十字紋章の成立と変遷
1 ヨーロッパの四大主要紋章とは
2 ワシの紋章の変遷
3 イングランドのライオン紋章の変遷
4 フランスのユリ紋章の由来と継承
5 十字の紋章とキリスト教

第六章 シンボル表象にまつわる伝説
1 太陽と月の騎乗槍試合
2 ミツバチ紋章へのこだわり
3 骸骨の紋章が語るもの
4 聖ゲオルギウスのドラゴン退治と紋章
5 ユニコーン伝説と紋章
6 デフォルメされたメリュジーヌ伝説の紋章

第七章 紋章が語るヨーロッパ史
1 名門ホーエンシュタウフェン家の最後
2 紋章から見たバラ戦争の真相
3 ルターのバラ紋章の黒い十字
4 復活した古代ローマのファスケス章の両義性
5 ルートヴィヒ二世の夢の残照
第八章 ヨーロッパの共同体紋章への発展
1 都市の構造とその紋章の特徴
2 州紋章と連邦制
3 ギルドの紋章
4 ハウス・マークから商標へ
5 どうしてヨーロッパ車に紋章のエンブレムが多いのか 

終章 日本の家紋とヨーロッパ紋章の比較
1 日本の家紋略史
2 日本の家紋とヨーロッパ紋章の相違点
3 日本の家紋とヨーロッパ紋章の類似点
4 日本の正面顔の文化とヨーロッパの横顔の文化
5 日欧紋章交流史、ケンペルとシーボルト

著者紹介

浜本 隆志 (ハマモト タカシ)

1944年生まれ。関西大学名誉教授。専攻はヨーロッパ文化論、比較文化史。著書に『図説ヨーロッパの紋章』『図説指輪の文化史』『シンデレラの謎』『ナチスと隕石仏像』など多数。

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