雑誌 文藝 2014年夏季号 特集:人文書入門

文藝 2014年夏季号

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内容紹介

【特集:人文書入門】いとうせいこう、千葉雅也、大澤真幸、小林康夫他【小説】青木淳悟、藤谷治、田口ランディ、中村文則他

目次・収録作品

【特集】人文書入門

【対談】
小林康夫×大澤真幸
世界と出会うための読書案内
いとうせいこう×千葉雅也
装置としての人文書
 ——文学と哲学の生成変化論

【アンケート】
わたしのオススメ「人文書」3冊
赤坂真理/池澤春菜/絲山秋子/大橋仁/鈴木涼美/長野まゆみ/平野啓一郎/ミカエル・フェリエ/真鍋大度/水戸部功

   *  *  *

【小説】
青木淳悟 男一代之改革
→松平定信——将軍になりそこねた男。そして生涯に七度も全巻を書写した源氏趣味の男

園子温 毛深い闇
→目が見えるようになった途端、世界は闇になった…角膜移植をした少女の夜の終わりに迫る傑作

柳美里 サンタのおうち
→あの日、ひかると正樹はそれぞれ、捨て猫を家族に迎えることになったのだが…

大鋸一正 ドーナツ
→ジュンは、女の子にも男の子にも見えた…ちょっと奇妙な〈わたしたち〉の環

中村文則 A
→私は戦争を、殺さず殺されもせず、やり過ごすはずだった…

平野純 スッピヤの新しい月
→満月の夜、人を殺し記憶を失ったスッピヤは、ブッダに出会った

藤谷治 黙過
→考えない、考える必要を感じない。目覚めぬまま動き回る、それが生活だ

【新連載】
田口ランディ 逆さに吊るされた男
→Yさん。私は明日、Yさんが証人に立つ法廷に傍聴に行きます…今再びオウム真理教事件を問う衝撃作

【連載小説】
恩田陸 灰の劇場 第二回
→もはやこの世に存在しない場所の話をしよう——

田中康夫 33年後のなんとなく、クリスタル 第三回
→50代になった「なんクリ」の主人公・由利たちの目に映る現代の日本とは!?

町田康 ギケイキ 第五回
→はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪。私の名は……町田節炸裂の新『義経記』

岸本佐知子=編・訳
コドモノセカイ 第二回 ラモーナ・オースベル「引き出し」
→子供にまつわる、誰も読んだことのない暗くて奇妙な小説を紹介する翻訳シリーズ

   *  *  *

【連載】
生命と言葉の根源へと向かう新たなる思考
若松英輔
[評論]愛しみの哲学
——第三章 隠された悲しみ

あの時の出来事は、我々に何を刻印したのか?「本」を巡る新たなる考察
神山修一
[書評カレンダー]あの日からのこと
——第十一回 穢れのまっただ中で生きるぼくらの…

【BOOK REVIEW】
池澤夏樹『アトミック・ボックス』野崎歓
中原清一郎『カノン』中条省平
辻原登『寂しい丘で狩りをする』藤野可織
仙田学『盗まれた遺書』雪舟えま
向井豊昭『向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ』池田雄一

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