雑誌 文藝 2015年春季号 特集:日本文学全集

文藝 2015年春季号

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内容紹介

【特集:日本文学全集】大江健三郎×池澤夏樹ほか【創作】坂上秋成、谷川直子、早助よう子、松井周、山下澄人、宮内勝典、高橋源一郎、今日マチ子、黒川創ほか。

目次・収録作品

【特集】日本文学全集
【特別対談】
大江健三郎×池澤夏樹
日本を変革する新しい文学運動がはじまった
 ――「日本文学全集」刊行開始にあたって

【古典新訳一部掲載】
池澤夏樹×古事記
酒井順子×枕草子
小池昌代×百人一首
島田雅彦×好色一代男
円城塔×雨月物語

【論考】
斎藤美奈子
日本文学全集とその時代(上)
――全集が出版文化をリードした頃


   *  *  *


【小説】
坂上秋成 夜を聴く者
→ミハイ、トウヤ、こずえ…曖昧な親友と具体的な恋人に侵入する、酷くも必然的な現実とは

谷川直子 四月は少しつめたくて
→現代詩の編集者・桜子と主婦のまひろ。二人は、十数年沈黙を守る詩人・藤堂との交流を通じて“言葉”に出合う

早助よう子 恋する少年十字軍
→世界を変える〈あなた〉の旅が始まる――気鋭による傑作!

松井周 アガルタ
→漂う異臭、奇想天外なアイデア――人類最大の病に正面から挑んだ男たちの記録

山下澄人 鳥の会議
→まさしはきっと仕返しに来る――少年たちが見つめた〈生命〉の痕跡

浅生鴨 ワン・ステップ・ビヨンド

小林里々子 可哀想な人

日和聡子 秋日/おたふく/氷の火

【新連載】
宮内勝典 永遠の道は曲りくねる
→『黄金の虎』から十二年――沖縄を舞台におくる、最新長篇スタート!

高橋源一郎 一億三千万人のための「論語」教室
→これぞ究極の「癒し系」の思考!? 超『論語』教室、開幕!

今日マチ子 ぱらいそさがし
→戦争を描いてきた漫画家が、その先にある天国を探す度に出た…著者初のエッセイ連載!

黒川創 鷗外と台湾と魯迅のあいだ――「日本語文学」の生じるところ
→台湾進駐のとき、鷗外らはもうひとつの「尖閣」を目指していた――いま刷新される日本語文学の歴史

【マンガ】
森泉岳土 カフカの「城」
→あの名作長篇小説を、わずか16頁で奇跡のコミック化!

【連載小説】
恩田陸 灰の劇場 第五回
→もはやこの世に存在しない場所の話をしよう――

田口ランディ 逆さに吊るされた男 第四回
→私は明日、Yさんが証人に立つ法廷に傍聴に行きます…今再びオウム真理教事件を問う衝撃作

町田康 ギケイキ 第八回
→はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪。私の名は…町田節炸裂の新『義経記』

【連載】
保坂和志 遠い触覚 第十七回

大澤真幸×斎藤美奈子×成田龍一
[短期集中連載]1980年代再考 第二回 カタログ・サヨク・見栄講座

   *  *  *
【エッセイ】
長谷部千彩 十月の記憶

【BOOK REVIEW】
中村文則『教団X』【評者】神谷之康
福間健二『佐藤泰志』【評者】岩川ありさ
中原昌也『知的生き方教室』【評者】西田藍
保坂和志『朝露通信』【評者】大森俊克
ミハル・アイヴァス『黄金時代』【評者】谷崎由依
田中康夫『33年後のなんとなく、クリスタル』【評者】大澤真幸

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