雑誌 文藝 2021年冬季号

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内容紹介

第58回文藝賞発表◎受賞作:澤大知「眼球達磨式」【創作】柳美里、綿矢りさ、藤原無雨【特集】聞き書き、だからこそ◎インタビュー:アレクシエーヴィチ【特別企画】コロナと五輪

【史上最多の応募数、2459作 第58回文藝賞発表】
受賞作 澤大知 「眼球達磨式」(115枚)

・選評 磯崎憲一郎「視点の発明、自走する小説」/島本理生「「書ける」ことの先へ」/穂村弘「あり得ない現実の引力」/村田沙耶香「眼差しと言葉に宿るもの」
・受賞の言葉 澤大知
・受賞記念対談 村田沙耶香×澤大知「〝物の眼差し〟から世界を知覚する」
・第59回文藝賞応募規定



【創作】
〈全米図書賞受賞第一作〉
柳美里「JR常磐線夜ノ森駅」(前篇)
海にはええものも悪いものも流れ込む、と母はよく言っていた。――居場所のないすべての人たちへ。『JR上野駅公園口』と対になる物語、開幕。

〈デビュー20周年記念作〉
綿矢りさ「嫌いなら呼ぶなよ」
新居祝いを兼ねた三家族合同のホームパーティー。妻の親友に招かれた客のはずだった霜月だが、やがて彼を被告人とする「ミニ裁判」が始まり……心の〝明るすぎる闇〟に迫る!

〈文藝賞受賞第一作〉
藤原無雨「その午後、巨匠たちは、」
みなさんは神様になりました――北斎、レンブラント、ダリ、フリードリヒ、ターナー、モネら現代に蘇らせた巨匠をめぐり、註釈に註釈を重ね軽やかに変化する物語。現代文学の先を行く傑作!

山下紘加「二重奏」
老舗料理店の物販事業部に勤める幼馴染の加賀美と永沢。感染症拡大の影響で経営が逼迫の一途を辿るなか、年末のおせち商戦に懸け、商品開発に励む二人だが――。

〈短 篇〉
加納愛子「ファシマーラの女」
長井短「ダウジング中指」
中原昌也「焼死体たちの革命の夜」(前篇)



【特別企画 コロナと五輪】
〈寄稿〉
吉見俊哉「二〇二一年夏、何が破綻したのか」

〈日記〉 
高山羽根子「東京の日記 2021、6月-9月の路上で。」



【連続企画第5回 韓国・SF・フェミニズム】
〈チョン・セラン「アーミー・オブ・クィア」(斎藤真理子訳)について〉
チョン・セラン/QQ/斎藤真理子
石原理「DSDを知るために」



【特集 聞き書き、だからこそ】
〈対談〉
高橋源一郎×斎藤真理子「聞書には、闘いのすべてがある 森崎和江・石牟礼道子・藤本和子」
いとうせいこう×岸政彦「聞き手の責任をまっとうする」

〈インタビュー〉
抵抗するために「聞く」、アレクシエーヴィチのいま
聞き手:沼野恭子

〈新連載〉
いとうせいこう「東北モノローグ」第1回 宮城 a publisher

〈論考〉
岸政彦「聞くという経験」
梯久美子「声は消える」

〈聞書〉
小山田浩子「トミヱさん」
滝口悠生「八朔十八年(二〇〇四年と二〇二一年)」
大前粟生「モノのこと」

〈エッセイ〉
五所純子「むかしのかたち」
石井ゆかり「私の「闇鍋」インタビュー」
小田香「アンビバレンス」

〈特別企画〉
戦争・災害・差別・公害・コロナ――
「声を書きとる。」聞き書きブックガイド20
齋藤直子/瀬尾夏美/寺尾紗穂/朴沙羅




【連載】
落合恵子 「「わたしたち」」【第2回】
藤野可織 「先輩狩り」【第3回】
磯部涼 「移民とラップ 」【第6回】BLMを歌う(その3)
絲山秋子 「まっとうな人生」【第9回】
町田康 「ギケイキ」【第35回】
この装幀がすごい!【第6回】ゲスト 菊竹寛/川名潤/佐藤亜沙美
山本貴光「文芸的事象クロニクル 2021年6月~8月」



【季評】
山本貴光「文態百版 事実とフィクションの織物 2021年7月~9月」



【書評】
木村紅美『あなたに安全な人』【評】尾崎世界観
ジェニー・ザン 小澤身和子 訳『サワー・ハート』【評】王谷晶
呉明益 及川茜 訳『雨の島』【評】藤井太洋
オーシャン・ヴオン 木原善彦 訳『地上で僕らはつかの間きらめく』【評】岨手由貴子
ミッキ・ケンダル 川村まゆみ 訳『二重に差別される女たち』【評】海老原弘子

目次・収録作品

【史上最多の応募数、2459作 第58回文藝賞発表】
受賞作 澤大知 「眼球達磨式」(115枚)

・選評 磯崎憲一郎「視点の発明、自走する小説」/島本理生「「書ける」ことの先へ」/穂村弘「あり得ない現実の引力」/村田沙耶香「眼差しと言葉に宿るもの」
・受賞の言葉 澤大知
・受賞記念対談 村田沙耶香×澤大知「〝物の眼差し〟から世界を知覚する」
・第59回文藝賞応募規定



【創作】
〈全米図書賞受賞第一作〉
柳美里「JR常磐線夜ノ森駅」(前篇)
海にはええものも悪いものも流れ込む、と母はよく言っていた。――居場所のないすべての人たちへ。『JR上野駅公園口』と対になる物語、開幕。

〈デビュー20周年記念作〉
綿矢りさ「嫌いなら呼ぶなよ」
新居祝いを兼ねた三家族合同のホームパーティー。妻の親友に招かれた客のはずだった霜月だが、やがて彼を被告人とする「ミニ裁判」が始まり……心の〝明るすぎる闇〟に迫る!

〈文藝賞受賞第一作〉
藤原無雨「その午後、巨匠たちは、」
みなさんは神様になりました――北斎、レンブラント、ダリ、フリードリヒ、ターナー、モネら現代に蘇らせた巨匠をめぐり、註釈に註釈を重ね軽やかに変化する物語。現代文学の先を行く傑作!

山下紘加「二重奏」
老舗料理店の物販事業部に勤める幼馴染の加賀美と永沢。感染症拡大の影響で経営が逼迫の一途を辿るなか、年末のおせち商戦に懸け、商品開発に励む二人だが――。

〈短 篇〉
加納愛子「ファシマーラの女」
長井短「ダウジング中指」
中原昌也「焼死体たちの革命の夜」(前篇)



【特別企画 コロナと五輪】
〈寄稿〉
吉見俊哉「二〇二一年夏、何が破綻したのか」

〈日記〉 
高山羽根子「東京の日記 2021、6月-9月の路上で。」



【連続企画第5回 韓国・SF・フェミニズム】
〈チョン・セラン「アーミー・オブ・クィア」(斎藤真理子訳)について〉
チョン・セラン/QQ/斎藤真理子
石原理「DSDを知るために」



【特集 聞き書き、だからこそ】
〈対談〉
高橋源一郎×斎藤真理子「聞書には、闘いのすべてがある 森崎和江・石牟礼道子・藤本和子」
いとうせいこう×岸政彦「聞き手の責任をまっとうする」

〈インタビュー〉
抵抗するために「聞く」、アレクシエーヴィチのいま
聞き手:沼野恭子

〈新連載〉
いとうせいこう「東北モノローグ」第1回 宮城 a publisher

〈論考〉
岸政彦「聞くという経験」
梯久美子「声は消える」

〈聞書〉
小山田浩子「トミヱさん」
滝口悠生「八朔十八年(二〇〇四年と二〇二一年)」
大前粟生「モノのこと」

〈エッセイ〉
五所純子「むかしのかたち」
石井ゆかり「私の「闇鍋」インタビュー」
小田香「アンビバレンス」

〈特別企画〉
戦争・災害・差別・公害・コロナ――
「声を書きとる。」聞き書きブックガイド20
齋藤直子/瀬尾夏美/寺尾紗穂/朴沙羅




【連載】
落合恵子 「「わたしたち」」【第2回】
藤野可織 「先輩狩り」【第3回】
磯部涼 「移民とラップ 」【第6回】BLMを歌う(その3)
絲山秋子 「まっとうな人生」【第9回】
町田康 「ギケイキ」【第35回】
この装幀がすごい!【第6回】ゲスト 菊竹寛/川名潤/佐藤亜沙美
山本貴光「文芸的事象クロニクル 2021年6月~8月」



【季評】
山本貴光「文態百版 事実とフィクションの織物 2021年7月~9月」



【書評】
木村紅美『あなたに安全な人』【評】尾崎世界観
ジェニー・ザン 小澤身和子 訳『サワー・ハート』【評】王谷晶
呉明益 及川茜 訳『雨の島』【評】藤井太洋
オーシャン・ヴオン 木原善彦 訳『地上で僕らはつかの間きらめく』【評】岨手由貴子
ミッキ・ケンダル 川村まゆみ 訳『二重に差別される女たち』【評】海老原弘子

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