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スティーヴン・スピルバーグ

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内容紹介

スピルバーグのフィルモグラフィを振り返ると、アメリカの現代史が見えてくる。現代を代表する巨匠に迫る総特集。

スピルバーグのフィルモグラフィーを振り返ると、アメリカの現代史が見えてくる――
最新作『ウエスト・サイド・ストーリー』公開記念、現代を代表する巨匠に迫る総特集。


<論考>スピルバーグが問う社会と世界のなりたち
【スピルバーグとアメリカ】

●荻野洋一(映画評論家)ずらかり、猛獣を手なずけ、家に帰る──スピルバーグが体現するアメリカ映画の伝統と進取
●入江哲朗(アメリカ思想史研究者)初期スピルバーグにアメリカ映画批評はどう応えたか ──ポーリーン・ケイルの場合
●小野寺系(映画批評家)スピルバーグ映画の社会への怒りと、ジョン・フォードの影響

【スピルバーグと家族】
●牛津厚信(映画ライター)「子供の映画を作るといい」とトリュフォーは言った──スピルバーグ映画が描く子供たち
●長谷川町蔵(文筆家)スピルバーグ監督作の自伝的要素
●大久保清朗(映画評論家)将軍が手紙を読みあげるとき──スピルバーグの「父」なるもの

【スピルバーグと恐怖】
●尾崎一男(映画評論家)『ジュラシック・パーク』が一新させたCG革命
●高橋ヨシキ(アートディレクター)奇妙にねじくれた「映画作家」スピルバーグ

【スピルバーグと科学】
●添野知生(映画評論家)SFとスピルバーグ
●Joshua Connolly(科学映画ライター:Fan’s Voice編集部)スピルバーグと「愛のチューリングテスト」人工知能「デイビッド」を科学する

【スピルバーグと映画】
●アナイス(著述家)ジュラシック・パーク』における悪は誰か
●渡邉大輔(映画批評家)黒いスピルバーグとゲームの規則──「法廷」に見る他者との交渉ドラマ
●宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)M・ナイト・シャマランやジョーダン・ピールが「スピルバーグの再来」ではない理由

【スピルバーグの技術】
●中井圭(映画評論家)掴むスピルバーグ ──冒頭で描く二つの対称、四つの刻印
●戸田義久(撮影監督)宿命の画面──撮影監督ヤヌス・カミンスキー
●松崎健夫(映画評論家)スピルバーグは被写体を画面中心にとらえる構図がお好き

<エッセイ>
【社会派(映画作家)としてのスピルバーグ】

●マライ・メントライン(翻訳家/著述家)ドイツ人にとっての『シンドラーのリスト』、 その真の効用
●内田樹(思想家)スピルバーグと戦争の表象──「死者の記憶」は誰が語るのか?
●安田菜津紀(フォトジャーナリスト)『ミュンヘン』からイスラエル・パレスチナ問題を考える
●佐藤久理子(パリ在住ジャーナリスト)スピルバーグとフランス──映画をめぐる不均衡な愛

【職人(職業監督)としてのスピルバーグ】
●杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は〝監督〟ス ピルバーグではなく〝製作総指揮〟です
●Ms.メラニー(オスカーウォッチャー)アカデミー賞とスピルバーグ
●入江悠(映画監督)『宇宙戦争』の予兆シーンにあるもの
●中原昌也(小説家)スピルバーグがロバート・ワイズ!?

【スピルバーグを通して見た世界】
●みうらじゅん(イラストレーター)少年心を失わない大人
●宇多丸(ラッパー)三つの『未知との遭遇』
●白石晃士(映画監督)カルト宗教映画としての『未知との遭遇』
●山下敦弘(映画監督)スピルバーグを通して見たアメリカ
●清水崇(映画監督)E.T.がくれた〝世界への目〟と〝人生の情動〟

<対談エッセイ>
●奇奇怪怪明解事典別冊 玉置周啓(MONO NO AWARE)x TaiTan(Dos Monos) 第一部:平成生まれのトラウマとしてのスピルバーグ/第二部:小さな物語としてのアメリカ的もののあわれ

<トリビュート漫画>
●北村みなみ すばらしきこの世界
●森泉岳土 「A .I.」はそれぞれの夢を追う

<コラム:スピルバーグ、私の1本>
●伊賀大介(スタイリスト)●世武裕子(映画音楽作曲家)●吉浦康裕(アニメ監督)●宮崎大祐(映画監督)●三原勇希(タレント/ラジオDJ)

<インタビュー>
●森崎ウィン(俳優)『レディ・プレイヤー1』の現場とスピルバーグから学んだこと

<全作品解題>
●南波克行(映画評論家)『激突!』から『レディ・プレイヤー1』まで

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