単行本 犬はいつも足元にいて
- 単行本 46 / 152ページ
- ISBN:978-4-309-01946-8 / Cコード:0093
- 発売日:2009.11.10
- 定価:1,320円(本体1,200円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 第46回文藝賞
- 全国学校図書館協議会選定図書
関連情報
内容紹介
中学生の僕と犬が、茂みの奥で見つけた、得体の知れない“肉”の正体とは? 日本文学史上初!の兄弟ユニット作家による完全共作。話題の第46回文藝賞受賞作/第142回芥川賞候補作。
選考委員絶賛!
「文学は個人の自我の発露である」という旧来の文学観は音を立てて崩れ去る。
ぜひ読んで驚いていただきたい。――斎藤美奈子氏
生きとし生けるものは匂いならぬ臭いを発し、
腐りもする存在なのだ、
との輪廻的達観を抱いた秀作。――田中康夫氏
二人の作者が個々の深層意識に潜入しながら、
公園の「肉」という真の主人公を探り当てている。――藤沢周氏
この作者は相手がちゃんと見えている。
それは、世界と人間に対する肯定の基盤であり、
だから主人公も登場人物もうとましいのに、
好きになってしまう。この距離感は絶妙で、
作者独自のものだ。――保坂和志氏
著者紹介
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