単行本 ラバウルの迷宮
- 単行本 46 / 344ページ
- ISBN:978-4-309-03222-1 / Cコード:0093
- 発売日:2025.08.08(予定)
- 予価:2,200円(本体2,000円)
- ※未刊
内容紹介
敗戦直後の南洋・ラバウルに取り残された10万人の日本人捕虜。収容所で一部の者たちが「忠臣蔵」を上演しようと動き出す。南国にふる雪……命を懸けた大芝居の裏には何があるのか──
〈戦後最大の“捕虜収容所×忠臣蔵”サスペンス〉
終戦直後、ラバウル。
10万の日本兵がひしめく捕虜収容所で、元情報将校に下された密命はただ一つ――「禁じられた忠臣蔵を上演せよ」。
暴動の火種がくすぶる舞台に、紙の雪は降るのか。
【読みどころ】
●実在した〈ラバウル捕虜収容所での忠臣蔵上演〉がモデルの歴史サスペンス。
●ジャングルに舞う“雪”が暴く、戦争VS芸術の衝突。
●密林の奥と、地下迷路に封印された〈戦中の極秘事件〉――衝撃の真相ミステリー。
●かつて殺し合った日本兵と豪州軍人。そこに芽生える、希望の絆。
●戦後80年、日本人の「生き方」を問う壮絶なスペクタクル。
【推薦コメント】
「手に汗握る反乱劇。映画化を熱望!」
――鴻上尚史(作家・演出家)
「異色の舞台と題材、謎を呼ぶストーリー、熱い人間ドラマ。
どれもが面白く、読みどころが多すぎる」
――細谷正充(文芸評論家・アンソロジスト)
戦争が終わった時、いかに生きるかの戦いがはじまった。
エンターテインメントで描く〈慟哭〉と〈感動〉の物語。
著者紹介
こちらもおすすめ
この本の感想をおよせ下さい
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。