ジャンル: 
  1. 日本文学 > 
  2. 小説

単行本 ゆめ

ゆめ

オンライン書店で購入

  • amazon
  • Rakutenブックス
  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • 7netshopping
  • HonyaClub
  • e-hon
  • HMV&BOOKS
  • 大垣書店
  • TOWER RECORDS

店頭在庫

  • 紀伊国屋書店
  • 有隣堂
  • 三省堂書店
  • TSUTAYA
  • 未来屋書店アシーネ
  • くまざわ書店
  • 丸善ジュンク堂書店

関連情報

内容紹介

おたがいに見た夢を交換していた姉の麦と弟の太郎は、戦時下の令嬢あやめと出会い、やがて一つの深い場所へと流れ込む。夢と現実、愛と暴力の境界を越え、芥川賞作家が8年ぶりに放つ圧倒的な傑作長編。


8年ぶり、待望の長編小説。
人類が繰りかえしてきた厄災が、たった一人の男の子の夢に流れ込む──。

子供の頃から、おたがいに見た夢を交換していた姉の麦と弟の太郎。眠りのなかで同じ海辺を歩き、夢のなかで何度も出会ってきた二人は、大人になり、麦は東京の出版社で働き、太郎は弘前の病院で医師として暮らしている。

離れて暮らすようになっても続いていた二人の夢は、やがて太平洋戦争下の大磯へとつながっていく。そこで現れるのは、音楽学校を出ながら戦争の時代に閉じ込められた令嬢・あやめ。

現代の東京と弘前、戦時下の大磯と平塚。夢とうつつ、現在と過去が重なり合うなかで、麦、太郎、あやめの記憶と欲望は、しだいにひとつの深い場所へ流れ込んでいく。
麦が、あやめが、そして太郎が見ているのは、誰の、何の夢なのか──。

夢と記憶、時間の不思議な重なりを描いてきた朝吹真理子が、自身のファミリー・ヒストリーを初めて創作の足がかりに、戦争と暴力、そして赦しの問題へと踏み込む。
これまでの朝吹作品のイメージをくつがえす力強い筆致で、暴力は滑稽さへと反転し、ユーモアの極地において悲惨さが浮かびあがる。夢うつつのなかでさまざまな人物の声が重なり合う、壮大な形而上学小説。

◎村田沙耶香、絶賛!
「なにかの破裂を感じた。小説という概念に知らず感じていた膜なのか、自分の精神が入った袋の皮なのか、とにかく、なにかが、決定的にばしゃりと破れた。
たぶん、この小説はいつか人を殺すと思う。この小説に殺されることを、ぼうっと夢見ている。『ころす』という言葉も破裂して、この小説が破いた膜の外に立っている。」

◎著者、初めての自装
本作では、朝吹真理子自身が初めて装丁を手がけました。故・大江健三郎の直筆原稿の一部をコラージュに取り入れ、画家の佐藤允、ファッションデザイナーの堀内太郎らの協力を得た一冊です。

著者紹介

朝吹 真理子 (アサブキ マリコ)

1984年東京都生まれ。2009年『流跡』でデビューし、Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。11年『きことわ』で芥川賞を受賞。著書に『TIMELESS』、エッセイ集『抽斗のなかの海』『信号旗K』等

こちらもおすすめ

この本の感想をおよせ下さい

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

この本の感想を書く

歳

こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。 お問い合わせは、こちらへ

close閉じる