単行本 三頭の蝶の道

三頭の蝶の道

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内容紹介

「男とか女とかじゃないのよ、文学に魅入られているか、いないか、なのよ」。女性作家が「女流」と呼ばれた時代、文学に身を捧げた女たちの創作の業を描く、著者40周年記念作。

全国の書店の皆さんからも、鳴りやまない絶賛の声!!

「女流」という言葉を超えて、自身の道を切り開いていく姿に、凛とした美しさを感じました。最期まで、作家という生き方を貫いた魂が、後世にも刻まれ続けていく永遠のメモワール。 
 ――紀伊國屋書店 福岡本店 宗岡敦子

この人たちのそばにいたら、きっと人生を全部使い切って死ねる。それがすごく羨ましい。 
 ――未来屋書店 旭川駅前店 小塚里美

カッコいい、ひたすらにカッコいい。読者さえも虜にしてしまう三頭の蝶。ふと売り場を見れば彼女たちの作品が並んでいるように感じてしまうほど読後も強い印象を残す一作だった。 
 ――ブックファースト 梅田二階店 後藤亜衣理

書くことから離れられない業のようなものを感じ、作家とは職業ではなく、人生や命そのものなのだろうと思いました。
 ――未来屋書店 新浦安店 中村江梨花

なんということだ。これが女流か。
 ――徵古堂書店 是永由布子

本人が望もうが望むまいが、時代に"女流"と区分された三人の作家による、友情と才能のぶつかりあいがバッチバチで、特別な打ち明け話をされているようでした。
 ――ジュンク堂書店 藤沢店 鈴木沙織

文学が好きで良かったと、とても思えて嬉しいです。
 ――紀伊國屋書店 梅田本店 辻元彩

『放課後の音符』や『色彩の息子』をジャケ買いしていた十代の頃の自分に「その作家さんが21世紀初期の日本純文学界の守護者になるよ」って教えたら絶対「うそだ!!!」って言うと思います。でも本当。山田詠美さんありがとうございます。
 ――本のがんこ堂 野洲店 原口結希子

山田詠美先生天晴れです。50周年、60周年も期待させる一冊でした。
 ――蔦屋書店 長野徳間店 宮川謙一

文学とは何か、その断片を垣間見た。
 ――紀伊國屋書店 天王寺ミオ店 西澤しおり

確かにこれは山田詠美さんだからこそ書けた作品だと思いました。
 ――リブロ 福生店 海老原眞紀

誰しもが個性!個性!個性!クセがありすぎ。でも痛快です。
 ――喜久屋書店 高岡店 京田裕子

著者紹介

山田 詠美 (ヤマダ エイミ)

1959年東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞し作家デビュー。87年『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞を受賞。近著に『肌馬の系譜』、『もの想う時、ものを書く』。

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読者の声

奥野計祐 さん/41歳 男性
魑魅魍魎が妖怪が出てきて不思議!?
蝶の数え方が一頭二頭と数えることがわかった
女流作家の葛藤がわかって面白い

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