単行本 コドモノセカイ

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内容紹介

とても孤独で、暗くきらめく、幼いときだけ見えていた、決して忘れられない小さな世界たち。名翻訳者が「子供」をテーマに選りすぐった、アリ・スミス、ステイシー・レヴィーン他12篇。

とても孤独で、暗くきらめく、幼いときだけ見えていた、決して忘れられない小さな世界たち。
名翻訳者が「子供」をテーマに選りすぐった、誰も読んだことのない全12篇。

僕の家は宇宙人に侵略されてしまった、絶対に。(リッキー・デュコーネイ「まじない」)

親友は、ブタの貯金箱。(エトガル・ケレット「ブタを割る」)

私の弟は、私の腰から生えている。(ステイシー・レヴィーン「弟」)

動物たちとの、ひと夏の秘密の遊び。(ジョー・メノ「薬の用法」)

世にも美しい捨て子がしゃべりだしたら……?(アリ・スミス「子供」)

忘れられた図書館で育てられた少女のお話。(エレン・クレイジャズ「七人の司書の館」)他

「ここに出てくる子供たちのほとんどは、孤独だったり、弱かったり、ひねくれていたり、
 卑怯だったり、とにかくただもう変だったりする。
 話の最後に輝きを与えられもしなければ、成長もしない。
 ただ、どの子供も、どの話も、読んでいてひりひりするほど『あの頃』のリアルさを
 (すくなくとも私にとっては)感じさせてくれる」——岸本佐知子(「訳者あとがき」より)

目次・収録作品

《目次》
「まじない」リッキー・デュコーネイ
「王様ネズミ」カレン・ジョイ・ファウラー
「子供」アリ・スミス
「ブタを割る」エトガル・ケレット
「ポノたち」ピーター・マインキー
「弟」ステイシー・レヴィーン
「最終果実」レイ・ヴクサヴィッチ
「トンネル」ベン・ルーリー
「追跡」ジョイス・キャロル・オーツ
「靴」エトガル・ケレット
「薬の用法」ジョー・メノ
「七人の司書の館」エレン・クレイジャズ

著者紹介

岸本 佐知子 (キシモト サチコ)

1960年生まれ。翻訳家。訳書に、ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジュライ『最初の悪い男』、ベルリン『すべての月、すべての年』、スミス『五月 その他の短篇』、タン『内なる町から来た話』など。

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