単行本 むずかしい年ごろ

むずかしい年ごろ

  • むずかしい年ごろ
  • むずかしい年ごろ

オンライン書店で購入

  • amazon
  • Rakutenブックス
  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • 7netshopping
  • HonyaClub
  • e-hon
  • HMV&BOOKS
  • 大垣書店

店頭在庫

  • 紀伊国屋書店
  • 有隣堂
  • 三省堂書店
  • 旭屋書店
  • TSUTAYA
  • 未来屋書店アシーネ

賞歴

  • 日経

内容紹介

土と血のにおい漂う、残酷で狂気に満ちた現代ロシアン・ホラー登場! 双子の息子の異様な行動に怯えるシングルマザーの恐怖を描く衝撃の表題作他、新鋭女性作家による全8編。

自分が自分のものでないことをどうして忘れていられたのだろう?
でも、もうだめだ。いっしょに絶望しましょう。————藤野可織(作家)

ゴーゴリ、ブルガーコフの怪奇・幻想の系譜を継ぎながら、現代の恐怖を斬新に描く。
ロシアを震撼させた女性作家、26歳の衝撃デビュー作!

6歳の双子の兄がある日何かにおかされ、10年の年月をかけて徐々に醜く変身していく。やがて双子の妹と母親に訪れるあまりに残酷な結末……中編「むずかしい年ごろ」をはじめ、革命と呼ばれる殺戮のなか、生き残った者が人造人間を購入する黙示録的未来小説「生者たち」、列車の中で目覚めた男が別世界に迷いこむ「家族」、心臓が止まっても生き続ける男の不条理小説「ヤーシャの永遠」、異物に取り憑かれた男の話「待っている」ほか、全8編を収録した作品集。
現代ロシアを代表する若手作家のひとり、アンナ・スタロビネツによる初作品集!

《目次》
むずかしい年ごろ
生者たち
家族
エージェント
隙間
ルール
ヤーシャの永遠
私は待っている

著者紹介

アンナ・スタロビネツ (スタロビネツ,アンナ)

1978年モスクワ生まれ。モスクワ大学文学部卒業後、記者等を経てデビュー。ロシアでは稀少な若手ホラー作家として一躍注目を浴びる。ナショナル・ベストセラー賞候補、ポルタル賞受賞ほか数々の国内賞に輝く。

沼野 恭子 (ヌマノ キョウコ)

1957年東京生まれ。東京外国語大学大学院教授。著書に、『ロシア万華鏡 社会・文学・芸術』など、訳書に、L・ウリツカヤ『女が嘘をつくとき』、L・ペトルシェフスカヤ『私のいた場所』など。

北川 和美 (キタガワ カズミ)

ロシア語通訳・翻訳家。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は現代ロシア文学・文化。訳書に、M・エリザーロフ『図書館大戦争』、P・ワイリ&A・ゲニス『亡命ロシア料理』(共訳)など。

こちらもおすすめ

この本の感想をおよせ下さい

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

この本の感想を書く

こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。 お問い合わせは、こちらへ

close閉じる