単行本 機械状エロス 日本へのまなざし
- 単行本 46 / 242ページ
- ISBN:978-4-309-23167-9 / Cコード:0010
- 発売日:2024.12.27
- 定価:3,740円(本体3,400円)
- ○在庫あり
内容紹介
日本に深く魅了され、じつに8度来日したフェリックス・ガタリ。現代日本の芸術家たちとの出会いと対話は、その思想に何をもたらしたのか――。ガタリの日本をめぐるテクストを精選・読解。
日本に深く魅了された稀代の思想家による日本社会のスキゾ分析――
誰も気づかなかった日本がここにある。
田中泯、田原桂一、今井俊満、高松伸、草間彌生……
日本の芸術家たちとの出会いと対話は、何をもたらしたのか?
田原桂一『顔貌』よりガタリの肖像写真掲載!
粉川哲夫の導入的インタビュー、欧米の代表的ガタリ研究者による秀逸な解説も
【目次】
Ⅰ フェリックス・ガタリの日本論
誇らしげな東京
粉川哲夫によるインタビュー──〈トランスローカル〉をめぐって
舞踏
田中泯との対話──身体の動的編成をめぐって
田原桂一の顔貌機械
田原桂一の〈未視感〉
〈カオスモーズ〉の画家、今井俊満
草間彌生の〈豊かな情動〉
高松伸の〈建築機械〉
高松伸との対話──特異化とスタイル
エコゾフィーの実践と主体的都市の復興
Ⅱ ガタリにとって日本とは何か
情動的転移と日本の現代アート(ギャリー・ジェノスコ)
批判的ノマディズム?──日本におけるフェリックス・ガタリ(ジェイ・ヘトリック)
訳者解説
ガタリの「日本論」について(杉村昌昭)
編者の二論文について(村澤真保呂)
著者紹介
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