河出文庫 き16-1 大阪

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内容紹介

大阪へ来た人、大阪を出た人――かつていた場所と今いる場所が「私」を通して交差する。街と人の呼吸を活写した初共著エッセイ。文庫化にあたって書き下ろし収録。解説:西加奈子

著者紹介

岸 政彦 (キシ マサヒコ)

1967年生まれ。社会学者。著書にに『同化と他者化』『断片的なものの社会学』『街の人生』編著に『東京の生活史』『大阪の小説史』、小説に『ビニール傘』『図書室』『リリアン』などがある。

柴崎 友香 (シバサキ トモカ)

1973年、大阪府生まれ。『きょうのできごと』で作家デビュー。『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、『春の庭』で芥川賞など受賞歴多数。著書に『その街の今は』『千の扉』『続きと始まり』等がある。

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