河出文庫 サ7-1 突囲表演

突囲表演

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内容紹介

若き絶世の美女であり皺だらけの老婆、煎り豆屋であり国家諜報員、X女史が五香街(ウーシャンチェ)をとりまく熱愛と殺意の包囲を突破する!世界文学の異端にして中国を代表する作家が紡ぐ想像力の極北。

カフカやピンチョンと並ぶ天衣無縫の想像力。
現代中国の鬼才による代表作が、ついに文庫化。

X女史の年齢は諸説紛々二十八通りあり、ピンは五十歳からキリは二十二歳まで。
容姿は「皺だらけ」とも「性感(セクシー)」とも噂され、小さな煎り豆屋を営みながら、
裏で五香街(ウーシャンチェ)の住人たちを狂気へと誘う……。

おそるべき密度と回転速度で描き出す、究極の監視社会と、アナーキーなX女史。
突破せよ、女たち! 軽やかに、ひょうひょうと。
——斎藤美奈子

著者紹介

残雪 (ツアンシュエ)

1953年中国生まれ。文革期を思わせる長編『黄泥街』でデビュー。邦訳作品集に『蒼老たる浮雲』『カッコウが鳴くあの一瞬』『廊下に植えた林檎の木』『かつて描かれたことのない境地』『最後の恋人』がある。

近藤 直子 (コンドウ ナオコ)

1950年新潟生まれ。東京外国語大学英米文学科卒。東京都立大学大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程修了。訳書、残雪『蒼老たる浮雲』『カッコウが鳴くあの一瞬』他。2015年没。

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