河出文庫 ハ15-1 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

21 Lessons

  • 21 Lessons

オンライン書店で購入

  • amazon
  • Rakutenブックス
  • 紀伊国屋書店
  • honto
  • 7netshopping
  • HonyaClub
  • e-hon
  • HMV&BOOKS
  • 大垣書店

店頭在庫

  • 紀伊国屋書店
  • 有隣堂
  • 三省堂書店
  • TSUTAYA
  • 未来屋書店アシーネ
  • くまざわ書店
  • 丸善ジュンク堂書店

関連情報

内容紹介

私たちはどこにいるのか。そして、どう生きるべきか――。『サピエンス全史』『ホモ・デウス』で全世界に衝撃をあたえた新たなる知の巨人による、人類の「現在」を考えるための21の問い。待望の文庫化。

目次・収録作品

はじめに


Ⅰ テクノロジー面の難題
1 幻滅――先送りにされた「歴史の終わり」
2 雇用――あなたが大人になったときには、仕事がないかもしれない
3 自由――ビッグデータがあなたを見守っている
4 平等――データを制する者が未来を制する


Ⅱ 政治面の難題
5 コミュニティ――人間には身体がある
6 文明――世界にはたった一つの文明しかない
7 ナショナリズム――グローバルな問題はグローバルな答えを必要とする
8 宗教――今や神は国家に仕える
9 移民――文化にも良し悪しがあるかもしれない


Ⅲ 絶望と希望
10 テロ――パニックを起こすな
11 戦争――人間の愚かさをけっして過小評価してはならない
12 謙虚さ――あなたは世界の中心ではない
13 神――神の名をみだりに唱えてはならない
14 世俗主義――自らの陰の面を認めよ

Ⅳ 真実
15 無知――あなたは自分で思っているほど多くを知らない
16 正義――私たちの正義感は時代後れかもしれない
17 ポスト・トゥルース――いつまでも消えないフェイクニュースもある
18 SF――未来は映画で目にするものとは違う

Ⅴ レジリエンス
19 教育――変化だけが唯一不変
20 意味――人生は物語ではない
21 瞑想――ひたすら観察せよ


謝辞
訳者あとがき
文庫版のための訳者あとがき
原註
索引

著者紹介

ユヴァル・ノア・ハラリ (ハラリ,Y.N)

イスラエルの歴史学者、哲学者。1976年生まれ。オックスフォード大学で中世史、軍事史を専攻して2002年に博士号。ヘブライ大学で歴史学を教える一方、世界の著名なメディアへ寄稿するなど発信を続ける。

柴田 裕之 (シバタ ヤスシ)

翻訳家。早稲田大学、Earlham College卒業。訳書に、ハラリ『ホモ・デウス』、『21 Lessons』のほか、『孤独の科学』、『統合失調症の一族』、『「死」とは何か』など多数。

こちらもおすすめ

読者の声

延岡佑里子 さん/36歳 女性
『サピエンス全史』始め、ハラリ先生の大著を一通りは流し読みしたが、未だ理解しきれていない部分が多々ある。折に触れて向かい合い、読み直したいと思っている。

一番私個人に響いたのは「雇用」の項だ。詳しくは原著を参照して欲しいと言うほかないが、結果として私は「一生の仕事」という(21世紀に似つかわしくない)考えを捨て、都度貪欲に「成長」しなければならないと考えた。積みあがっていくキャリアというよりも、状況に応じて刷新するようなイメージだ。

好む好まざるに関わらずそうせざるを得ないであろうし、それならば途上を楽しみたい、とも私は考えている。

同時にそのような流動的なキャリアを築くことに、私はわくわくしさえした。「雇用」の項は最も心躍る項ではないかと個人的に考えている。

この本の感想をおよせ下さい

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお気軽にお寄せください。
投稿された内容は、弊社ホームページや新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。

この本の感想を書く

こちらにお送り頂いたご質問やご要望などに関しましては、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。 お問い合わせは、こちらへ

close閉じる