全集・シリーズ ちゃんとわかる消費税

ちゃんとわかる消費税

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内容紹介

8%に増税された消費税。政治家のウソ、黙りこむマスコミ、増税を活用する大企業、増える滞納額……弱者を見捨てるこの税のしくみと問題点を正しく理解し、今こそイチから学び直す。

目次・収録作品

■第1章 平等な税ではありません
税金を説明するのは難しい/誰もが知っている税金/消費税は平等にかかる税なのか/誰が負担するのか決められていない?/消費税=消費者負担ではない/「消費」ではなく「付加価値」税/小売店は正しく納税できるのか/値引きできないはずの消費税/商売同士の力関係/値下げを繰り返すとどうなるか/従業員カットと下請け泣かせ/再販売価格維持制度/転嫁できる・できない

■第2章 消費税のしくみ
益税とは何か/お客の消費税を懐に入れている?/「消費税を導入すると皆さんは儲かる」/「消費税はいただきません」というスローガン/サラリーマンと事業者の違い/役所のナワバリ/税の種類を知ろう/景気を冷え込ませる増税/「どうせわからないし」と思っている/「逆進性」とは何か/マイナンバー制度の強引さ

■第3章 滞納される消費税
消費税だけが滞納が減らない/「自営業者=脱税」のイメージ作り/税制はすべてサラリーマンの論理/源泉徴収はナチスのしくみ/年末調整は会社の仕事ではない/いくら取り立てを強化しても/税務署の差し押さえ

■第4章 消費税増税で喜ぶ人たち 
諸外国に比べれば低いのか/消費税がないアメリカ/世論を誘導するアイテム/「法人税が高い」は本当か/応益負担の残酷さ/輸出は消費税が免除される/輸出が笑い、下請けが泣く/優先されるグローバル企業/社会はゲーム盤ではない

■第5章 消費税と政治家のウソ
ウソにウソを塗りかためて生まれた/待望だった大型間接税/増税後、景気が落ち込んだ/公約を破った民主党/もてはやされる新自由主義/「女性の労働者だから関係ない」/どうせ利権政治に使われる/アベノミクスの正体/国内は外需のためのショールーム

■第6章 見捨てられていく弱者  
「財政危機」という言葉のカラクリ/これまでの増税で社会保障は充実したか/「日本がギリシャのようになるわけはない」/ギリシャの付加価値税は23%/「国家あっての個人」でいいのか/自殺者の増加は想定済み?/消費税増税を苦に自殺/「俺はちゃんと儲かっていたはずなのに……」/税務署の「優良物件」/インボイス方式とは

■第7章 なぜマスコミは黙りこむのか 
軽減税率でマスコミを誘導する/フォアグラとキャビア/身内だけを守るのがジャーナリズムなのか/広告代理店による国策PR/広告スポンサーに従順なマスコミ/推進派に転じて会長ポスト

著者紹介

斎藤 貴男 (サイトウ タカオ)

1958年東京生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了。『機会不平等』『ルポ改憲潮流』『消費税のカラクリ』『「東京電力」研究 排除の系譜』等、著者多数。

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