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第67回青少年読書感想文全国コンクール 高等学校の部課題図書

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第67回青少年読書感想文全国コンクール 高等学校の部課題図書

内容紹介

「どうすれば科学者になれるのか?」研究生活、論文、ノーベル賞、科学の面白さ……日本の科学研究を牽引した著者が実例を交えて案内する。科学を見る目がガラッと変わる、全ての人に必読の書!

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●著者略歴:
1945年生。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学名誉教授。
自然科学研究機構 機構長、日本学術振興会学術システム研究センター所長などを歴任し、 現在は明星大学客員教授、日本学士院会員。専攻は宇宙論・宇宙物理学。
「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱。
日本物理学会会長、国際天文学連合宇宙論委員会委員長を務めるなどその功績は世界的に知られる。
主著に『14歳からの宇宙論』『宇宙論入門』『眠れなくなる宇宙のはなし』ほか多数。

目次・収録作品

はじめに

第1章:「ふしぎだな」「おもしろいな」が科学の原点
ラジオ工作が大好きだった小学生時代
中学でテレビやアマチュア無線機も自作
何度もしつこく質問する子どもだった
世の中は「ふしぎ」であふれている
「常識」を疑うことのススメ
子どもの疑問から科学の常識がひっくり返る
『不思議の国のトムキンス』との出会い
日本人初のノーベル賞・湯川先生へのあこがれ
あこがれの人を持つことは大事!
工学部か理学部か、進路選択の決め手
高校までに何を勉強する?
大学をどう選ぶか
高校までの「勉強」と大学での「学問」の違い

第2章:大学・大学院で何を身につけるか
京都大学理学部に入学
林忠四郎先生の研究室に入る
理論研究の土台を教わった林研究室
大学院で「宇宙の始まり」の研究を始めようと思ったが……
「かにパルサー」との運命的な出会い
幸運の重ね合わせ・ベーテ先生との出会い
研究に苦しんだ博士課程時代
超新星爆発での元素合成の研究
大学・大学院時代に何をしたらいいか
大学院で身につけた能力は分野を超えて力に
生涯の友人をつくろう
大学院時代に妻と知り合い、結婚もした

第3章:研究はどのように行うのか
なぜ「単位取得退学」をしたのか
就職に苦労したポスドク時代
超新星爆発が起こるメカニズムを突き止める
徹底的に研究し、プロとしての自覚を持とう
苦しみ抜いた末に、オリジナルな論文を最初に書こう
独創的なアイデアをどう生み出すか
他人とのディスカッションがひらめきを生む
若い科学者を悩ませる「ポスドク問題」
アカデミア以外の道もすばらしい
宇宙の初期のようすを探る研究に軸足を移す
NORDITAに招かれてコペンハーゲンへ
インフレーション理論による「新たな予言」を考える
論文は「正直」であれば良いものでもない?
インフレーション理論は「分野融合的」な研究
宇宙は「子ども」や「孫」を生む?

第4章:科学者をどう育てるか
東京大学の宇宙物理学の助教授に着任する
研究費を獲得することもPIの大事な仕事
教育や学務の仕事も行う科学者
若い科学者の育成は非常に大事
小柴先生の超新星ニュートリノ発見に立ち会う
ニュートリノのトラッピング理論も実証できた!
ノーベル賞は「グループ受賞」を認めるべき
インフレーション理論の「証拠」が見えてきた
「ビッグバン宇宙国際研究センター」をつくる
「学会」とはどんな組織か
アウトリーチ活動は理学系研究者の使命
東大の定年退職を迎えて

第5章:21世紀の科学者のために
自然科学研究機構の機構長になる
研究をマネージメントする「URA」を設置する
「宇宙」と「生命」を融合した研究所を新たにつくる
分野融合領域の研究で大きく遅れている日本
日本学術振興会で新たな職務に就く
科研費制度の改革に取り組む
学術振興が日本のイノベーションを支える

おわりに
あとがき

COLUMN
1 科学とは何だろう?
2 湯川先生の思い出
3 論文についてあれこれ
4 ホーキングさんとの思い出
5 科学者と「倫理」

著者紹介

佐藤 勝彦 (サトウ カツヒコ)

1945年生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学名誉教授。現在は明星大学客員教授、日本学士院会員。専攻は宇宙論・宇宙物理学。主著に『14歳からの宇宙論』ほか多数。

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