河出新書 -055 旧約聖書がわかる本 〈対話〉でひもとくその世界

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内容紹介

旧約聖書とは、問いかけ、働きかける姿勢があれば、驚くほど面白くなってくるテクストである。小説のように自由で、思想書のように挑発的なその本質をつかみ出す〈対話〉による入門。

「あまりの面白さに、ベッドから跳ね起きてメモをとる。神を外部に創造し、人権を基礎づけた旧約聖書の真の姿がグッと身近に迫ってくる。」
――加藤陽子さん(東京大学教授/日本近現代史)

「軽快な調子で読みやすいが、内容は深遠である。(……)旧約聖書が、いかに圧倒的独自性を持つものであるのか、さらにはそれがなぜ、自由、平等、人権といった近代的理念の淵源とされるまでの世界史的影響力を持ちえたのか、といったことが、浮かびあがってくる。」
――柄谷行人さん(哲学者、『朝日新聞』2022年11月12日 承諾番号22-3439 ※朝日新聞社に無断で転載することを禁じる)

「何が何でもこの本を手にとってもらいたい。思想の力に圧倒される、という実感をしていただきたい。(……)二人によると、旧約聖書はそもそも対話の書である。神と人との間だけでなく、人間にもはじめから複数性が想定されており、さらには神の内部にも複数性がある。」
――森本あんりさん(神学者/東京女子大学長、『読売新聞』2022年10月16日)

著者紹介

並木 浩一 (ナミキ コウイチ)

1935年、神奈川県生まれ。国際基督教大学名誉教授。元・日本旧約学会会長。『並木浩一著作集(全3巻)ヨブ記の全体像/批評としての旧約学/旧約聖書の水脈』『ヨブ記注解』など。

奥泉 光 (オクイズミ ヒカル)

1956年山形県生まれ。1986年に『地の鳥 天の魚群』でデビュー。1993年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、1994年『石の来歴』で芥川賞、2009年『神器』で野間文芸賞を受賞。

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