全集・シリーズ アルトー後期集成 2

アルトー後期集成 2

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内容紹介

世界にも類のない後期アルト-の集成、ついに完結。最後の著書として構想された『手先と責苦』をはじめて全訳。極限の思考と身体が生みだした至高にして残酷なる言葉。

著者紹介

アントナン・アルトー (アルトー,A)

1896-1948年。「思考の不可能性」を思考するフランスの詩人。「残酷劇」を提唱する演劇人。西洋からの脱却を必死に試みて、後年、精神病院へと監禁される。激烈な生涯と『演劇とその分身』『ヘリオガバルス』等の著書によって巨大な影響を与え続けている。

宇野 邦一 (ウノ クニイチ)

1948年生まれ。哲学者・フランス文学者。立教大学名誉教授。著書に『土方巽──衰弱体の思想』『ドゥルーズ 流動の哲学』など。訳書に、アルトー『タラウマラ』、ジュネ『薔薇の奇跡』など。

鈴木 創士 (スズキ ソウシ)

1954年生まれ。著書に『アントナン・アルトーの帰還』『中島らも烈伝』『魔法使いの弟子』。訳書に『神の裁きと訣別するため』(共訳)『狂人の二つの体制』(共訳)『歓待の書』『ロデーズからの手紙』。

管 啓次郎 (スガ ケイジロウ)

1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学大学院理工学研究科総合芸術系教授。エッセー集として『斜線の旅』(読売文学賞受賞)などがある。

大原 宣久 (オオハラ ノリヒサ)

フランス文学。訳書、パザン『映画とは何か』レリス『オペルティック』他。

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