全集・シリーズ アデン、アラビア/名誉の戦場

アデン、アラビア/名誉の戦場

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賞歴

  • 第64回毎日出版文化賞(企画部門)受賞
  • 全国学校図書館協議会選定図書

関連情報

内容紹介

老いて堕落したヨーロッパにノンを突きつけ、灼熱の地アデンへ旅立った二十歳の記録と、第一次大戦に倒れた無名の犠牲者の思い出を掘り起こし繊細な文体で甦らせたゴンクール賞受賞作。

著者紹介

ポール・ニザン (ニザン,P)

1905年フランス生まれ。17年パリの名門リセ、アンリ四世校に進学し、サルトルと出会う。その後共に高等師範学校に進む。26年9月アデンに出発、27年5月に帰国。同年共産党に入党。31年本書『アデン、アラビア』、32年『番犬たち』、33年『アントワーヌ・ブロワイエ』と次々に作品を発表する。38年『陰謀』でアンテラリエ賞受賞。39年共産党を脱党。同年動員され、40年戦死。共産党からスパイ扱いされ作品も無視され続けたが、60年サルトルの序文付きで本書が復刊されるやたちまち多くの読者を獲得した。

ジャン・ルオー (ルオー,J)

1952年フランス生まれ。ナント大学で文学を専攻した後、アルバイトで生計を立てながら執筆活動を続ける。81年パリに移り、書店勤めや、キオスクで新聞・雑誌販売員を勤める傍ら本書『名誉の戦場』を執筆、90年38歳でゴンクール賞を受賞。新人の作品としては40年ぶりの受賞で、一躍時の人となる。本書は五部作の第一作であり、その後93年『偉人伝』、96年『だいたいの世界』、98年『プレゼントに最適です』と続き、99年『舞台の上でも空の上でも』で完結する。戯曲やテレビの脚本でも活躍中。

小野 正嗣 (オノ マサツグ)

1970年大分県生まれ。作家、早稲田大学教授。著書に『にぎやかな湾に背負われた船』(三島由紀夫賞)、『九年前の祈り』(芥川賞)など。訳書にM・ンディアイ『三人の逞しい女』など。

北代 美和子 (キタダイ ミワコ)

1953年東京生まれ。上智大学大学院外国語学部言語学専攻修士課程修了。訳書に、イサム・ノグチ『エッセイ』、ジャン・ルオー『名誉の戦場』、エルサ・モランテ『アンダルシアの肩かけ』など。

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