全集・シリーズ フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者

フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者

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賞歴

  • 第64回毎日出版文化賞(企画部門)受賞
  • 全国学校図書館協議会選定図書

内容紹介

太平洋の孤島で遭難したロビンソン・クルーソーとフライデーのもう一つの物語と、南の島で海賊の財宝を探索した父祖の記憶をノーベル賞作家がたどり直した自伝的長篇。

著者紹介

ミシェル・トゥルニエ (トゥルニエ,M)

現代フランスを代表する作家。1924年パリに生まれる。ゲルマン神話とドイツの哲学・音楽に傾倒する。『魔王』『気象』『黄金のしずく』等著書多数。この作品はドゥルーズが非常に高く評価している。

J・M・G・ル・クレジオ (ル・クレジオ,J・M・G)

1940年ニース生まれ。1963年『調書』でルノドー賞受賞。主な小説に『海を見たことがなかった少年』『砂漠』など、エッセイに『物質的恍惚』『地上の見知らぬ少年』など。2008年ノーベル文学賞受賞。

榊原 晃三 (サカキバラ コウゾウ)

中地 義和 (ナカジ ヨシカズ)

1952年和歌山県生まれ。現在、東京大学文学部長。著書に、『ランボー 精霊と道化のあいだ』(青土社)など、訳書に、ル・クレジオ『黄金探索者』『ロドリゲス島への旅』、『ランボー全集』(青土社)など。

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