全集・シリーズ 石川淳/辻邦生/丸谷才一

石川淳/辻邦生/丸谷才一

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内容紹介

歌と弓、魔と仏……めくるめく伝奇小説「紫苑物語」(石川)、信長の虚実を鮮やかに交錯させた「安土往還記」(辻)、山頭火を巡るミステリ「横しぐれ」(丸谷)等。モダニストたちの傑作群。

この三人を通底するのはモダニズムという原理である。今の我々の文学はまずもって
この原理の上に成立している。 ――池澤夏樹

闇市に現れた少年は神の子か狼か……石川淳「焼跡のイエス」、「国の守は狩を好ん
だ」に始まる王朝時代を舞台とした説話風物語「紫苑物語」、江戸人の精神に迫る
「小林如泥」「鈴木牧之」「江戸人の発想法について」。 “大殿(シニョーレ)”
織田信長の日本人離れした心と行動を異国人の眼を通すことで浮かび上がらせた歴史
小説・辻邦生「安土往還記」。種田山頭火をめぐる文学史ミステリ・丸谷才一「横し
ぐれ」、小説的趣向に満ちた「樹影譚」。王朝文学や江戸文芸、西欧文学を礎に、稀
代のモダニストたちが精緻に築き上げた傑作群を収録。

*収録作品

石川淳
 焼跡のイエス
 紫苑物語
 小林如泥
 鈴木牧之
 江戸人の発想法について
辻邦生
 安土往還記
丸谷才一
 横しぐれ
 樹影譚


解説=池澤夏樹
年譜=中条省平
月報=鹿島茂・町田康

帯装画=古賀春江

著者紹介

石川 淳 (イシカワ ジュン)

1899-1987。作家。東京生まれ。東京外国語学校仏語部卒。「普賢」で芥川賞、『紫苑物語』で芸術選奨文部大臣賞、『江戸文学掌記』で読売文学賞受賞。他「焼跡のイエス」『至福千年』『狂風記』など。

辻 邦生 (ツジ クニオ)

1925-99。作家。東京生まれ。東京大学仏文科卒。『安土往還記』で芸術選奨新人賞、『背教者ユリアヌス』で毎日芸術賞、『西行花伝』で谷崎潤一郎賞受賞。他『廻廊にて』『夏の砦』『嵯峨野明月記』など。

丸谷 才一 (マルヤ サイイチ)

1925-2012。作家・英文学者。山形県生まれ。東京大学英文科卒。「年の残り」で芥川賞、『たった一人の反乱』で谷崎潤一郎賞など受賞多数。他『後鳥羽院』『輝く日の宮』、ジョイス『ユリシーズ』共訳など。

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