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[ 著者:稲葉 真弓 ]の検索結果
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2014年に逝去した著者の三回忌に際し、死の直前に発表された最後の遺作を単行本化。余命短い老女優の、人生の幕引きの日々を描いた表題作は、死と向き合う著者の息遣いが聞える感動作。
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“ミー、さようなら。二〇年間ありがとう。あなたと一緒に暮らせて、本当に幸せだった”。愛猫ミーとの光満ちた日々。その出逢いと別れを通し、深い絆を描く感涙のエッセイ! 巻末に未発表原稿収録。
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2014年8月、この世を去った作家・稲葉真弓の名作が蘇る! ジャズ界の異端児・阿部薫と、作家であり女優であった鈴木いづみとの凄絶な愛の軌跡を描いた、女流文学賞受賞作。解説・小池真理子。
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突然の夫の失踪。残された石の塔。十数年にわたる魂の彷徨を経て、妻が辿り着いた永遠の真実とは。解き放たれた女の生き方を、生命力とエロスの中に描く感動作。川端康成文学賞受賞第一作!
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青い光の中で、私たちは抱き合った。魚のように、水の音を聞きながら……。運河流れる幻想的な街を舞台に、清冽な人間模様を描く感動の連作。表題作他三篇を収録。
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“ミー、さようなら。20年間ありがとう。父が死んだときも、夫と別れたときも、私はこんなに泣きはしなかった”。愛猫ミーとの深い絆を鮮やかに描く感涙の書き下ろしエッセイ!
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男は少年を切りきざみ、金魚鉢に入れて呟いた。「君は永遠に私のものだ――」実際に起きた猟奇殺人事件をモデルに、少年愛に走った男の倒錯した性を描き、極限の愛を浮彫りにした衝撃長篇!
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「死刑台のエレベーター」「勝手にしやがれ」等、ポピュラーな映画を軸に、その背景となった時代性を、自身の青春体験を交えて描く、ユニークなエッセイ集27篇。
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“渇いている。だから満ちたい――”少女たちの危うくも哀切な生と性を、透明な旋律で奏でる珠玉の連作小説集。表題作ほか、「うさぎ」「時間」「儀式」「木」「万国旗」「ガラスの魚」を収録。
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“速度が問題なのだ。音にしても言葉にしても”ジャズ界の異端児、阿部薫。作家であり女優であった、鈴木いづみ。傷つけ合いながらも、激しく求めあった男女の凄絶な愛の軌跡。映画化。
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“またきっと会える。千年もたてば――”水に揺蕩う透明な情景、流れ行く時。過ぎ行くものと残るものとのあえかな交歓を、あふれる感性で描き出した注目の新詩集。
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琥珀色に染まり行く都会の落日――。増殖しつつ変容する生きたオブジェ=東京を舞台に、その余白を生きる孤独な魂の交わりを透明な寂寥感で描いた、五つのウォーターフロント物語。