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[ 著者:大鋸 一正 ]の検索結果
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O介と呼ばれる赤ちゃんに優しく呼びかける声。その声に見守られ、O介は育っていくが、次第に明らかになるその声の主とは……!? 著者14年ぶり、待望の連作集!
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多額の借金から逃れるように上京した樋川は“水子”の遺影を作る商売を思いつく。“見ず子”を“見える子”にしてゆく過程で彼が目にした不可思議なモノとは何か? 石川忠司氏激賞の異色作。
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1999年7月、預言の月が当たり前のように通り過ぎて……。これ以上ない未来に行き着いてしまった“わたしたち”の運命を透視する問題作! 《未知の感動――石川忠司》他、各紙誌絶賛。
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シンジとヒコ――それは2つの頭をもった怪物? それとも、記憶が始まる以前より結びついていた1つの心? 幼なじみたちの心と身体に宿る冷たい炎を静かに描き出す、文藝賞優秀作受賞第一作。
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いやなことって本当に忘れられるもんじゃない……。2つの“失敗”の間で揺れるキョーコの心を、語りの音楽に奏でた、島田雅彦氏絶賛の第33回文藝賞優秀作!