検索結果
[ 著者:笹山 久三 ]の検索結果
-
ひかりかがやく川のほとりで日々をすごす少年たちにも別れの季節は来た――名作『四万十川』の作家が16年ぶりに復活、混迷するこの世界に贈るたましいの「ふるさと」へのよびかけ。
-
労働者として闘うあつよしが拠り所にしてきた組合はもう労働者の味方ではなかった。あつよしの心を支えるのは四万十川だった。シリーズ完結篇、『四万十川』文藝賞受賞二十周年を期して文庫化。
-
高度成長期をすぎた1970年代、四万十川の村に、やっと収穫のときが訪れたかにみえた――昭和の激動を背景に女性たちを主人公にして「村」の歴史を問うてきた感動の大河シリーズ、完結。
-
人事交流の名目で職場を突然変えられる郵政の現場、郵政官僚だけが肥え太るためだけの7ケタ郵便番号――『郵便屋』から6年、ますます非人間的な場と化す郵政を告発する長篇。
-
戦争の傷も癒えた'60年代はじめ、村のかたすみでささやかな商いをいとなむ一家を支える母の姿を通じて、戦後の裏面と村の変貌を抒情溢れる筆致で描くシリーズ待望の第二部。
-
四万十川をあとにして都会の郵便局に就職し、組合運動に埋没するあつよしに襲いかかる様々な苦難。心の傷をいやしにふるさとへ帰るが……。青年期のあつよしの苦悩を描く好評シリーズ。
-
四万十川のほとりで生活するあつよしとその家族の貧しくもきらきらとしたひと夏――。大自然に生を学ぶ少年を描き、人間の絆を強く問う、子どものための物語。
-
職場での労働運動が腐敗を深める中、ひとりあつよしは闘う。そんな彼を支えているのはふるさとの思い出だった。亡き父・母への追憶をこめたシリーズ待望の完結篇。
-
敗戦間もない四万十川の村へ嫁いだチエは、戦争の傷にたえ、村の再建へむかう人々とともに苦闘する。『四万十川』の作者が、母への追悼をこめて、壮大なスケールで描く大河ドラマ。
-
高校卒業を目前に控えたあつよしに、大いなる川との別れ、旅立ちのときが、ついにやって来た。少年時代最後のあつよしの冒険とは……。映画・テレビドラマ化され、圧倒的感動を呼ぶ好評シリーズ第四部。
-
山のなかに子どもたちの「やまびこのうた」がひびく――大自然のなかで、兄たちとともにさまざまな体験を経ながら〈生〉を学ぶ少女の姿をリリカルに、ノスタルジックに描く感動の作品。
-
仲間はずれにされないためにファミコンを万引した少年ゆたかはそれを告白できないうしろめたさを抱えつつ一人で両親の故郷へ旅だつ。――『四万十川』の著者が贈る感動の児童文学。
-
四万十川をあとにして都会の郵便局に就職し、組合運動に埋没するあつよしに襲いかかる様々な苦難。心の傷をいやしにふるさとへ帰るが……。青年期あつよしの苦悩を描く好評シリーズ。
-
-
高校卒業の日が近づくなか、田舎へのこるか、それとも都会へ出るか悩むあつよし──様々な出会いと別れのなかで、ついに旅立ちにいたるまでを鮮やかに描く好評シリーズの第4部。
-
春とともに少年あつよしにおとずれる、淡くにがい愛と性のめざめを、四万十川の大自然と、そこで苦悶する人々との交わりの中に柔らかに描き出し、より力強く自然と人間の絆にせまる感動のシリーズ第三部。
-
あなたの街の郵便屋さんも心の中で泣いている――「四万十川」の作者が二十余年にわたる郵便局勤務をもとに、誰も書かなかった苛酷な労働現場の実態と人々の苦悩をえぐる書下ろし小説。
-
-
貧しくも温かな家族に見守られて育つ少年・篤義。その夏、彼は小猫の生命を救い、同級の女の子をいじめから守るために立ちあがった……。みずみずしい抒情の中に人間の絆を問う、第二十四回文藝賞受賞作。
-
少年あつよしの淡い恋の芽ばえと性の目ざめを、山に生きる男の恋と夢の挫折に重ねつつ、少年たちの成長と村の変貌を鮮烈に描くなかから、現代に喪われたものを問う、待望の第3部。