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[ 著者:谷川 健一 ]の検索結果
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沖縄で神に取り憑かれた人をカンカカリアという。それはどこまでも神が追いかけてきて解放されない厳しい神懸かりだ。沖縄民俗学の権威が実地に取材した異色のノンフィクション、初めての文庫化。
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四天王寺は聖徳太子を祀って建立されたが、なぜか政敵の物部守屋も祀っている。守屋が化身した鷹を追って、秦氏、金属民、良弁と大仏、放浪芸能民と猿楽の謎を解く、谷川民俗学の到達点。
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「九州篇」「近畿篇」として刊行された書を全一冊として復刊。地名の民俗学の権威と、日本の中に朝鮮文化を見出す作家との刺激的な対談。
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原始より、国家からこぼれ落ちた放浪者がカミと出会い、芸能を生んだ。信仰と芸能の起源と展開を追う、『季刊東北学』好評連載「民間信仰史研究序説」ここに完結。谷川民俗学の到達点。
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聖徳太子が起請した四天王寺には、なぜ太子が蘇我氏とともに滅した物部守屋が祀られているのか――そのテーマに触発されて、物部一族と、深い関係のあった帰化人・秦氏のその後を追う。
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昔話・伝説上、多くの狼を従えた人間の母親が古来なぜ多くの鉱山に出没したのか。弁慶にはなぜ泣き所があるのか……。伝承文学と民俗学をつなぐ、漂泊の鉱山師の行方を追う金属民俗学の名著。
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地名には古代史を解く鍵がかくされている。日本地名研究所長の谷川氏と、地名や神社を手がかりに朝鮮文化の跡をたずねる金氏が、近畿地方の地名をめぐってくりひろげる白熱の討論。
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民俗学の探求と文学への熱い思いとの交点で生みだされた短歌62首と、短歌のモチーフ(彦火火出見と豊玉姫の物語)に関連のある評論・エッセイを集成。
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古代から現代にまで伝わり、そこに古代人の意識が伝承され、息づいている地名を手がかりにして古代史の謎や問題点に照明をあてる、対談形式による古代史。