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[ 著者:蓮實 重彦 ]の検索結果
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戦前から豊饒なるアメリカ=世界の映画・音楽を浴びるように育ったジャズ評論家と、その後輩の批評家が、少年期から現代に至る互いの文化体験を語りあう、贅沢極まる対談集。
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三島賞受賞の『伯爵夫人』に先立つ小説作品二編を集成。伝説の雑誌「エピステーメー」の終巻をかざった幻の傑作「陥没地帯」、官能の気配にみちた「オペラ・オペラシオネル」をおさめる。
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この10年以上にわたる文学的営為の中から、単行本未収録の作家論を集成。一葉、漱石から大岡昇平、後藤明生、そして阿部和重まで。谷崎潤一郎論の書き下ろしをふくむ必読の一冊。
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蓮實重彦のライフワーク<映画狂人>シリーズの第10巻。単行本化をまぬがれた超貴重な映画エッセイの集大成。最近ではペドロ・コスタ、イオセリアーニまで。ロング語り下ろし付き。
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映画狂人の未収録映画批評が! 名作『シネマの煽動装置』刊行以後の同テーマ連載約20回分、『映画に目が眩んで』からこぼれた同連載のエッセイなど、珠玉の掘り出しものを満載した第9弾!
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東大総長をやめた蓮實重彦がスガ秀実、渡部直己ら最良の聞き手を前に大学、思想、映画などの現在と未来を縦横に語った痛快無比・話題騒然の「読書人」連続インタビューを一冊に集成。
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映画狂人が、ジョセフ・ロージー、坂本龍一、若尾文子、テオ・アンゲロプロス、長塚京三、塩田明彦といった多士済々の映画人を相手に、映画の舞台裏を鋭く探り出す。シリーズ第8弾。
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いろいろな場面で「映画的退廃」が進行している――それは、個々の映画の一つ一つの画面に素直に真摯に向き合わないことから来るものだ!という視点に貫かれた、幻の80年代映画論復刊。
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〈映画狂人〉シリーズ第6弾。独自な映画小事典を中心に、学生時代の映画評「映画とモンタン」など貴重品揃い。あの幻の「はすみ庵日記」も。自筆年譜付。ハスミ・ワールド満載の虎の巻。
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〈映画狂人〉シリーズ第5弾。名著『監督小津安二郎』後の様々な小津論をすべて収録。さらに珍しいポルノ映画の擁護をしつつ、所謂「名画」を批判する日本映画論をまとめる。
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好評の<映画狂人>シリーズ第4弾は、いずれ劣らぬシネフィルとのトーク集。昔の話から今の話まで舌技が冴え渡る。総長の盃を返し、みなさん、お世話になりました。
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ゴダール、タルコフスキー、シュミット、エリセ……名作の数々をめぐって映画の達人どうしが繰り広げる、愛と本音の名トーク集。映画音楽の話や架空連続上映会構想などなど、まさにシネマの快楽満載!
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<映画狂人>シリーズ第3弾は、講演とインタビューを受けたもの。約20年に及ぶ様々な長~い話。絶妙の話芸。フォード映画の白い帽子で映画開眼した話から、ソクーロフ、武、青山真治まで。圧巻!
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『映画狂人日記』に続く蓮實総長の映画本。70年代の劇場公開パンフレットに書かれた文章を中心に、映画を擁護する愛情溢れる映画惹句術に貫かれた一冊。珍しい“名画”解説も必見!
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総長襲名後初めての、待望久しい90年代映画エッセイ。学部長・副学長の多忙期に、寸暇を惜しんで映画を見、映画祭を仕掛けてきたドキュメントでもある。ここに登場する映画は必見!必読!
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七○年代中期にあって三大思想家の代表作を、驚くべき力わざで読み解いた、先駆的であると同時にいまだ比肩する書のない歴史的名著。その後の思想・文学は、本書を抜きにしては語ることはできない。
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最後の任務についた老諜報員の前にあらわれたなぞの女・その時甦る大戦の記憶――冒頭の一行から読む者もめくるめく迷宮へさそい込む驚くべき小説の冒険。
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龍、春樹、井上ひさし、丸谷、大江、中上ら八○年代以降の代表的な小説に、説話論的な還元を施すなかから、小説の擁護をうちだし、九○年代の文学シーンに決定的な影響を与えた、画期的な長編評論。