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[ 著者:木下 順一 ]の検索結果
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ガンのため、自身に穿たれた人工肛門を、妻は「天使の微笑み」と呼んだ。そこには、片足義足で生きてきた夫への想いが込められていた。妻へ手向けられた、「夫婦」の意味を問う随想録。
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結核が不治の病だった昭和の初め、小学校1年のとき、結核菌に冒された右脚を大腿部から切断した。片脚を失った少年は、厳しい戦時下でどのように成長したか。その軌跡をたどった自伝小説。
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死者がでると呼ばれて行き、納棺する前に死体を清め、死者を装うことを職業として生きてきた老湯灌師を主人公に、生と死、死にまつわる情景と死をめぐる想い、湯灌師としての生活を描く。