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[ 著者:松本 健一 ]の検索結果
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東洋古典の素養を背景に近代政治学の先駆者、ラディカルなデモクラットとして戦後民主主義思想の展開に指導的役割を果たした丸山眞男が検証した8・15革命を抉る――生誕90周年。
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60年安保の敗北後、革命の根拠地を「共同体」に置き、伝説の詩人として記憶された谷川雁――彼の生涯を、その行動と作品、そして沈黙を通して解き明かした歴史ノンフィクション。
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西郷隆盛、頭山満、大川周明、谷川雁、井上光晴、小泉八雲、北一輝等々、著者がかつて訪ねたり、研究した幕末以降の人物や事件を軸に、その土地の風土を絡ませながら描く好エッセイ。
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三島由紀夫により〈純粋に心情の問題である〉と規定され、敢えて検証されることの少なかった日本の右翼――その本質と心情、天皇制と政治の歴史的関わりを説き起こす、歴史ノンフィクション。
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パリ・コミューンに先立つこと三年。日本海の孤島に、無血革命によって樹立された自治政府があった――明治初年に吹き荒れた民衆の闘争と情念に、あらたな光をあてる渾身の力作。
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〈神からひとへ〉――。天皇制というシステムを強靭に担い続けた「昭和天皇」。その真の姿、また人々に映った像がどのようなものだったのかを多層的に追求する話題の長篇評論。
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昭和20年8月16日に自決した一人の男への、同じ日に生まれた青年の血脈的こだわりを通して、戦争が呪縛する戦後の日本社会・日本人の精神の真実を探求しつつ、青春を描破した長篇小説。
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三島由紀夫に決定的な影響を与えた国文学者蓮田善明の、日本敗戦時における衝撃的な自死にまつわる“謎”を解き明かしつつ、“ほんとうの日本”という〔伝説〕に圧倒的な筆致で迫る。
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三島は観念のなかで〈人間天皇〉を抹殺し、彼だけの〈美しい天皇〉を伴なって、あの世へと「亡命」していった。鋭い洞察と考証によって、その詩と死の真実へと迫る衝撃作。
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明治の国家を震撼させた武装革命=事件は秩父の農民一人一人にとって一体なんであったのか。日本近代化の必然を問うた民衆の深層心理を捉えつつ解いた秩父事件の全貌!
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二・二六事件に理論的な影響をあたえたとされ、刑死した思想家北一輝。国家改造の情熱に殉じた彼の晩年及び死後にスポットをあて、成らざりし“革命”の原質を鋭く考察。