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[ 著者:島尾 敏雄 ]の検索結果
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精神を病んだ妻と、その原因となった罪障を抱えた作家との日常生活の修羅場を描く私小説の極北。長篇版より早い時期に書かれた作品から始まる短篇集版。
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埴谷雄高『死霊』全5章刊行と高橋和巳没後5周年を記念した、全国各地での講演を一冊に集成。埴谷氏の他、島尾敏雄・小川国夫・秋山駿・真継伸彦・小田実氏らの講演を収めた未来への発言。
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“夢”の中に立ち現われてくる日常の光景、過去の記憶、あるいは非現実の景色。それらを刻明に書き記すことで、一人の生が〈私〉を超えて普遍的な実質として結晶化されて行く。著者の文学的原型を提出。
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ポーランド・チェコ・ユーゴなど東欧諸国を経巡り異質な土地と人々との交感の中で、鋭い感受性がとらえた生々しい日常と非日常のあわい。詩意識に貫かれた紀行文学の傑作。