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[ 著者:小嵐 九八郎 ]の検索結果
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イエスを売ったのはユダだったのか? 壮大な構想力で歴史の暗黒にふみこみながら、かぎりなく優しく、かぎりなく過激な新しいイエス像をつくりだし、聖書を書き換える巨編。藤沢周氏推薦。
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日本人にとって仏道とは何か。古代の止利仏師、鑑真から賢治、そして戦時の竹中彰元まで有名・無名の仏徒20名の肖像とその信仰の本質を、作家が人間味豊かに描き出す、仏教読み物の決定版。
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主人公のもとに長く過激派の非合法活動家として潜行していた親友からの手紙が届く。そこにあるのは70年代の激烈な党派闘争の暗黒と累々たる屍だった。戦慄と慟哭の完結篇。
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少年時代からの親友、堀口大示と河井は政治の季節に青春をすごす。ノンセクトの堀口が早苗に思いをよせるが、早苗は党派に身を投じた河井に惹かれる。思いがよじれながら安田砦の陥落が迫る。
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生来の嘘つきとして堀口参蔵は、戦後を漂うように生きていた。運命の絡み合いを通して、もうひとつの戦後が浮かび上がる。
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主人公・大示が新聞記者だった父・剛蔵の日記を開くと、そこに描かれているのは戦争突入前夜の上海の日々だった。美女や革命家、政治家たちが跋扈する混沌とした世界を描く。
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昭和の戦前期から現代までをまたにかけた長岡出身の一族の壮大な血と愛と政治の激動を描く渾身の大作。反骨の新聞記者が自身の生をえぐりつつ、一族の闇に迫る。