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[ 著者:久生 十蘭 ]の検索結果
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海軍報道班員として南方に派遣された体験に基づく、太平洋戦争に材をとった16の作品。「要務飛行」「海軍歩兵」「酒保」他、いずれ劣らぬジュラネスク色満載。初文庫化作品も多数収録。解説=川崎賢子
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久生十蘭の全集でしか読めなかった傑作長篇の初文庫化。南洋の報道班員の従軍小説。戦況をつぶさに記述、内地との往還。戦後七十年記念企画。
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好評の久生十蘭短篇傑作選、今回の七冊目で完結。「風流旅情記」など傑作八篇。帯推薦文は、米澤穂信氏「透徹した知、乾いた浪漫、そして時には抑えきれぬ筆。十蘭が好きだ。」
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生誕百十年、澁澤龍彦が絶賛した鬼才が描く、おとこ前な男女たち内外の数奇譚。幕末物、西洋実話物語、戦後風俗小説、女の意気地……。瞠目また瞠目。
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東西、古今の「事件」に材を採った、十蘭の透徹した「常識人」の眼力が光る傑作群。「犂氏の友情」「勝負」「悪の花束」「南極記」「爆風」「不滅の花」など。
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文体の魔術師・久生十蘭の中でも、異色の短篇集。収録作品「胃下垂症と鯨」「モンテカルロの下着」「フランス感れたり」「ブゥレ=シャノアル事件」「心理の谷」「三界万霊塔」「花賊魚」「亜墨利加討」。
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文庫で読む十蘭傑作選、好評第三弾。ジャンルは、パリ物、都会物、戦地物、風俗小説、時代小説、漂流記の十篇。全篇、お見事。
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フランス滞在物、戦後世相物、戦記物、漂流記、古代史物……。華麗なる文体を駆使して展開されるめくるめく小説世界。「ヒコスケと艦長」「三笠の月」「贖罪」「川波」など、入手困難傑作選。
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「小説というものが、無から有を生ぜしめる一種の手品だとすれば、まさに久生十蘭の短篇こそ、それだという気がする」と澁澤龍彦が評した文体の魔術師の、絢爛耽美なめくるめく綺想の世界。