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[ 著者:東海 晃久 ]の検索結果
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19世紀ロシア文学の異才レスコフの代表作を新訳。馬のことならなんでもできるイヴァンが預言者となって遍歴にでるまでの数奇な生涯。いまこそ新しい物語の魅力を凝縮した名作。
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性交を禁じられた近未来、謎の女にレンタルされたアルゴリズムを主人公に壮大な奇想と哲学が渦巻く暗黒のビジョンをひらくベールイ賞受賞の現代ロシア文学最大の衝撃作。
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死んだ農奴の名義を買い集めるために全ロシアを旅するチーチコフを通じて19世紀ロシアの底辺を描き出した読まれざる世界文学の巨編を俊英・東海晃久があざやかな訳文でよみがえらせる。
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記憶を失って彷徨うT伯爵の前に襲いかかる謎の敵たち。伯爵はトルストイになり、ドストエフスキーと対話しソロヴィヨフに幻惑される……世界最強の文学者の戦慄の巨編。
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ロシアを代表するペレーヴィンが重層的な実験性でこの世界を問う最高傑作。ソ連が崩壊しCMコピーライターとなった主人公とともに展開されるめくるめく悪夢のような世界。
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1920年代、ハルムス、バフチンなどと交わった幻のロシア文学者を本邦初紹介。ペトログラードをあてもなく彷徨う「名もなき詩人」の自死までをリリシズムと実験性とともに描くおそるべき名作。
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長く歴史に埋もれ、近年、再評価がすすむ1920/30年代ロシアの異才クルジジャノフスキィがその可能性を凝縮させた初期作品集。円城塔氏、推薦。驚くべき奇想と哲学の融合。
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現代ロシアの最前衛ソコロフの『馬鹿たちの学校』をこえる壮絶な実験。さまざまなモノローグ、詩などによって描かれるヴォルガ川の一夜の出来事とともに究極の文学が魂を震撼させる。
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現代ロシア文学最大の実験作をついに訳出。青年のモノローグに始まり、無数の語り手の声が響きあいながら現出させる、言語の破壊と創造による絶後のポエジー。いしいしんじ、中原昌也推薦。