単行本 白い血
- 単行本 46 / 208ページ
- ISBN:978-4-309-00818-9 / Cコード:0093
- 発売日:1993.01.10
- 定価:1,388円(本体1,262円)
- ×品切・重版未定
賞歴
- 文藝賞佳作
内容紹介
繁華街でのナンパとケンカの日々に別れを告げ、健次は目下受験勉強に専念中。そんなある日、一人の少女との出逢いが彼の青春を熱くした。恋と暴力の世界を哀切に描いた青春長篇小説。
著者紹介
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読者の声
- ライフセーバー さん/28歳
- 暴力シーン、殴る、蹴るといった行為の中に秘められた心理描写には美しさと恐怖が入り交じり、酔わせるものがあった。実際の体験も踏まえてのことだろうと勝手な想像に身をゆだねもした。主人公と豊子が一瞬ではあるが結ばれたのはよかった思う。そのあと彼女を殺してしまう筆者のたくらみには、「なんで!」と叫んでしまう自分がいた。残酷な精神への興味が湧いた。もちろん小説の中での。
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